年に一度の祭典が成功することを祈ります。(今週の予想:スプリンターズステークス)

先日紹介した福本莉子ちゃんのドラマ「歴史迷宮からの脱出」が昨日初回の放送を迎えました。




テレビ東京での放送ということで見られるのか心配していましたが、最近はテレビ局公式のスマホアプリでも番組が配信されているということで問題なく見ることができました(結局寝落ちしたのでリアルタイムでは見ることができませんでしたが笑)。便利な時代になったものですね。
肝心のドラマに関しては昔の時代に戻って謎解きを行うという荒唐無稽な内容であり、普段ドラマを見ない私にとっては少々理解が難しい内容でした。子孫のフィギュアスケーターが織田信長の役を演じていた面白さや莉子ちゃんの推し補正で何とか見ることができましたが、基本的には人を選ぶドラマかと思います。
ただ、個人的には一般常識すらままならないギャルである莉子ちゃんが半笑いで信長を煽っていくシーンなど、また新たな役を見ることができて満足です。アイドルを応援している時は等身大の推しを楽しむことがほとんどなので、演技とはいえ様々な人格を見るのは不思議な感じがするものですね。
番組ホームページを見る限り今後は配信でも視聴者参加のシステムが整えられるようです。ただ、私は頭の固い人間でこの類のものは苦手なので参加することはないと思います…笑

さあ、駄話が終わりましたので本題の競馬に行きます。
今回開催は今週の競馬で終了するわけですが、次週以降の開催では部分的に無観客競馬が解除されることとなりました。前回の新潟開催で発表されていた有観客競馬の案は結局撤回となったため、実行されれば



こちらは東京競馬についての案内で、京都競馬と新潟競馬についても同様の措置が取られます。利用日の1~2週前に抽選の申し込みを行い、当選した人だけが入場できるといったシステムです。
今回開催は三冠馬誕生の瞬間となる可能性がある上、京都競馬場が3年以上にもわたる改修前最後の開催でもあるということでこのタイミングで再開できたことは非常に意義のあることです。京都競馬場に入場できるのは800人強ということで、もし3冠馬が誕生すれば見に行った人は一生自慢できそうです。
ちなみに指定席の抽選に参加するためには会員登録が必要です。少し面倒な気もしますが、感染者が出た場合その場所にいた人の特定が必要になりますから致し方のないことですね。

11月の阪神開催に行きたいというのは数か月前から言い続けていることですが、この感じだと厳しいかもしれません。というのも上記の会員登録は未成年者は行えないという規約があり、未成年の私は次開催もこの方式で行われると泣き寝入りせざるを得ないのです。
依然東京では緊急事態宣言が出ていた時と同じかそれ以上の水準で新規感染者が増え続けていますし、さらに人数を入れて開催するということは考えにくい現状です。来年の春桜舞う桜花賞を楽しみにこの冬を過ごすことになるのでしょうか。

もう一つ、今週はパリロンシャン競馬場で凱旋門賞が行われます。普段競馬について報道しない一般のメディアでもこのレースだけは話題になるような大きなレースですね。
日本勢初の制覇を目指して今年はディアドラが出走する…わけですが、正直過去に挑戦してきた馬に比べると実績面で見劣りすることは否めません。もともと重い海外の芝で今年はその中でも悪い馬場で行われそうということもあり、悪い馬場が苦手なディアドラにとってはまず無事に帰ってくることを第一に考えてほしいと思っています。
今日現在オブライエン厩舎の禁止薬物に関する疑惑が浮上しており、豊さんの騎乗するジャパンもその渦中にいます(今日深夜には出走の可否が判断されるとのこと)。オークス馬ラブ回避というニュースに続いての一報で年に一度の祭典なのに残念だという気持ちは拭えません。コロナ禍でもディアドラの長期遠征のおかげで行えたせっかくの海外馬券発売ですから、豊さんも出走出来て馬券の売り上げ的にもいい結果が残せることを祈るばかりです。

さて、今週の予想ですが秋のGⅠ開幕戦スプリンターズステークス(GⅠ)を予想します。本題に入るまでが長い。笑
メンバー的には去年の勝ち馬タワーオブロンドンが回避したことを除けば春の実績馬モズスーパーフレア、クリノガウディー、前哨戦の勝ち馬エイティーンガール、ダノンスマッシュなど十分にGⅠといえるメンバーがそろっていると思います。何よりグランアレグリアが春に続いてスプリント戦を使ってきたことでレース全体がグッと引き締まった印象です。
元々例年に比べて1秒ほど時計がかかってきた今開催の中山ですが、今日のレースを見る限り最終週らしくさらに外差しの傾向が強まっているように感じました。その辺の傾向も頭に入れながらの予想となりました。
それでは以下印と考察です。

今週の予想:スプリンターズステークス
◎エイティーンガール
○グランアレグリア
▲ライトオンキュー
△モズスーパーフレア
△ミスターメロディ
△メイショウグロッケ

◎エイティーンガール

前走は前哨戦のキーンランドカップを3コーナー後方2番手から突き抜けました。私はそのレースでこの馬を本命にしていて展開次第で重賞を勝てる馬だと書きましたが、この突き抜け方を見て条件次第でGⅠでもやれて良い馬だと感じました
今回は間違いなくこの馬にとって良いペースを刻んでくれるモズスーパーフレアがいますから前走以上に展開の利はありそうですし、前哨戦の前回溜める競馬で突き抜けたことで脚質としても安定しそうです。
時計的な実績はGⅠではやや劣るところがあり、去年くらいの時計で決着が予想されそうなら評価を少し落とそうと考えていましたが、前述の通りの馬場となりここがGⅠ制覇のチャンスだと思います。

○グランアレグリア
前走安田記念は前目につけて後ろから伸びてきたアーモンドアイをはじめとしたGⅠ馬たちを完封、自分の競馬
ができれば現役屈指の地力があるということを証明しました。
前走でも本命にしたようにその事実は2歳時からすでに分かっていたことですが、もまれる競馬に不安が残るなどやや不器用な面があるのが課題です。現に初のスプリント戦であった2走前も自信よりも前で競馬していた馬をとらえきれずの惜敗という形でした。
一頭地力は抜けていますが、スプリント戦というその一点にスキがありそうです。

▲ライトオンキューは前走先行馬に厳しい展開を粘っての2着でエイティーンガールにこそ先着を許したものの地力上位を証明しました。斤量差も1キロ縮まりますし、例年なら評価が逆転してもいいのですが今年の傾向を見ると単穴が関の山でしょうか。GⅠ実績の乏しい鞍上も不安です。
以下前走厳しい展開を貫禄の2着、得意の中山でさらに上昇見込める△モズスーパーフレア、モズスーパーフレアの作るペースが好走要因になりそうなGⅠ馬△ミスターメロディ、前走初の1200mでミスターメロディーに先着した△メイショウグロッケまでが連下です。

ダノンスマッシュはGⅠでこれだけ実績が出ていないというのは偶然ではないと思います。今回も展開、馬場ともに厳しそうで人気馬から切るならこの馬でしょう。



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする