新年度を迎えましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。絶賛就活中だった私は無事内定を頂き、まだ終わってはいないものの一段落を付けることが出来ました。学生生活ラスト一年を存分に楽しんでいきたいものです。
さて、今回の本題は永田詩央里ちゃんの活動再開についてです。
「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
— ≠ME_official (@Notequal_ME) March 31, 2023
ありがとうございました💎˖°
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先日開催された4周年コンサートで活動再開が発表されました。ノイミーの誕生日をお祝いする場で個人の復帰を発表するのはいかがなものかという考えも正直ありますが、なつみん含め12人が揃うというのはそれだけグループ全体にとって大きな意味があるということでしょう。
ダンストラックから始まり、1曲目にワタシアクセントが流れると、髪が伸びた以外はほとんど何も変わらないしおちゃんの姿がステージ上にはありました。
昨年の8月15日から、思い返せば本当に長い休養期間でした。18歳という心変わりも多い多感な時期に、アイドルとは全く異なる受験の世界を見ることがどういう意味を持つのか。
「アイドルとして生きることだけが全てではない、本人が一番幸せな道を選べることが大切だ」
それは紛う事なき正論であり、私自身も本当にそう思います。しかし、私の立場からそれを本人に伝えるのは違うのでは?というのが私の考えでした。
休養報告の際にも書きましたが、やはり我々と彼女は「ファンとアイドル」の関係でありそれ以上でもそれ以下でもないと思っています。
いつ終わりがやってくるかもわからない関係性です。そこにこそアイドルの儚さであり魅力を感じるのもまた事実であるわけですが、日々の幸せを与えてくれるアイドルに対してできるだけ長く今の状態が続いてほしいと思うのが自然な気持ちでしょう。
もし違う道を選ぶことになったとしても、その理由は「アイドルに魅力を感じなかったから」ではあってほしくないからこんなわがままを伝えたのです。こんなにも詩央里ちゃんを想うファンがいて、アイドルを選んだとしても素晴らしい未来が待っているけれど、それを蹴ってでもやりたいことがあるという状況で決断してほしかったのです。
結果として再びアイドルとして活動することを選んでくれたわけですが、ファンの詩央里ちゃんを想う声がその決断を後押しできていればこんなにうれしいことはありません。
何も変わっていない姿の一方で、今年はアイドルとして新しいことに挑戦していくようです。その一歩がInstagramの開設です。
少し話がずれますが、私の好きな考え方に森鴎外の「諦念」があります。
詳しくはこちらのサイトを見て頂ければと思いますが、一言で言えば「現実社会の理不尽さを受け入れつつも自己を埋没させない」というものです。
私自身本当に人には期待しないタイプで、基本的に人の性格や考え方は12歳(小学校卒業)のときから変わらないものだと思っている質です。冷たい、達観していると言われることもよくありますが、そんな中でも自分の想いや目標を忘れずに行動する人間でありたいとそう思っています。
いくつかあるしおちゃんを好きな理由の一つが、言葉の節々にこの考え方に通づるものを感じているからです。アイドルとファンという特殊な関係性の中で、関わり方や発信できることには当然大きな制限があります。それを受け入れつつも常に現状をよく見て自分らしくいられる部分を探そうとする姿勢を尊敬しています。
新しく開設したInstagramには、これまで主にSHOWROOM等の配信で垣間見えていたそういう姿を投稿として記録に残る形で見られるようになることを期待したいと思います。
「諦め」という言葉を取って付けたようですが、思えば彼女がよく言う「好きを義務にしてほしくない」というのも一種の諦めなのかもしれません。自分のことだけを考えるのであればずっと好きでいてほしいと思うのが当たり前でしょうが、しおちゃんは決してそうは言いません。
アイドルがいつ姿を消すか分からないのと同じようにまたファンもいつ現れなくなるのか分からない。そんな特殊で不条理な関係性を受け入れ、自分を磨き続けられる永田詩央里ちゃんが本当に好きだなと思います。
配信を見ている限り本人は自分のこのスタンスに対して思うところがあるようです。「素直になりたい」という言葉もあったりして、似たような考え方の人間(だと思っている)としては本当に胸が苦しくなりました。
無理せず自分の姿勢を貫いてほしいという気持ちもありつつ、乗り越えた先の姿を見せてくれることを望む気持ちがあるのも正直なところです。自分という人間の価値観を大きく変えてくれるのかもしれない、という無責任な期待を抱いているのかもしれません。
ただ、これだけ彼女の全てを知ったようなことを書いていても実は全て嘘かもしれないのがファンとアイドルの関係。そう、全てはオタクの戯言なのです。
一つだけ確かなのは彼女が誰よりもアイドルという存在に向き合っていて、だからこそこんなにもいろんな想いが溢れてくるんだということです。本当の詩央里ちゃんがどんな人間であったとしても、詩央里ちゃんに出会わなければ感じられなかった沢山の感情をくれてありがとうと言いたいです。
長々と書きましたがとにかく、そんな永田詩央里ちゃんが大好きでこれからも見守り続けていきたいよという意思表明でした。
4周年コンサートについては私が書くまでもなく大成功でしょう。去年祝日開催でも埋まらなかった会場を平日でも完全に埋め、その舞台に12人で立ってみせた。それだけで十分です。
春の全国ツアーも発表され、1年ぶりの広島公演や武道館でのライブが行われることになりました。目標の舞台まで、越えなければいけない壁はまだまだあります。
しかし、連れて行ってほしい、連れて行ってくれると思える≠MEそして永田詩央里ちゃんとの出会いに本当に感謝です。
改めて、しおちゃんおかえりなさい。これからもよろしくね。