札幌で感じた地方アイドルの可能性~Ringwandrung「さっぽろ雪まつり」出演を振り返って


明けましておめでとうございます。というにはもう年が明けてから時間が経ちすぎてしまいました。
ともかくブログは今年初めてです、本年もよろしくお願いいたします。

私はこの4月から新社会人で、入社が刻一刻と迫っている事実から目をそらし続けています。とにかく来るタイミングまでは大学生としても、オタクとしても思い出を作っていこうと思います。

さて、今回はそんな社会人になったらできないであろう思い出作りの一環として行ってきたRingwanderungの北海道遠征に着いていった旅行記をお届けします。特に起伏のない淡々とした日記ですがお付き合いください。




小樽駅で撮影




今回は札幌で開催されている「さっぽろ雪まつり」のイベントステージに出演するための遠征でした。雪まつりが開催できる時期に行ったので当たり前といえば当たり前なのですが、とにかく大量の雪に振られた2日間でした。私は関西住みのためそれほど影響はありませんでしたが、東京を拠点にするリンワンや東京に住んでいるオタクの皆さんは帰路にもかなり影響があったようです。

そんな障害の多い遠征でありながらわざわざ北海道まで行ったのには理由があります。

それは「雪まつりに出演する推しを見に行く」というオタクとしての夢があったことです。








大阪を拠点に活動していた「たこやきレインボー」をよく聞いていた時期が昔あったのですが、その時見つけたのがこの動画です。

オタクとしていろいろなライブに参加し、いろいろなライブの映像を見てきましたが、最悪の環境で行ったライブを1つ挙げろと言われたら間違いなくこれだろうと思います。極寒の中で滑るコケるは当たり前の足元でのライブです。調べたところ当日の最高気温は氷点下でした。

演者側にとっても客側にとってもしんどい環境であることは間違いないのですが、一方で悪環境の屋外ライブでしか感じられない楽しさがあることも知ってしまっているのがオタクです。山中湖で引くほど雨に降られたイコノイフェス2021なんかはその典型で、公演終盤には楽しすぎてテンションがおかしくなっていた記憶があります。笑







雪まつりの存在はもともと知っていましたし、人生で一度は行ってみたいと思っていました。そんな中で発表された主現場リンワンの雪まつり出演で、社会人になってからはなかなかできない遠征でもあったのでほぼ即決で参加することを決めました。

リンワンが出演してくれたことも勿論ですが、他の遠征グループも私に刺さりすぎていました。かすテラはライブアイドルでリンワンの次によく見ているグループですし、きのホ。はずっと見たいと思っていたにもかかわらず昨年のTIFで暑さに力尽きてしまい泣く泣く見に行くのを断念したグループでした。念願の初現場が札幌になるとは思ってもいませんでした。笑

そして何よりリンワンを北海道に呼んでくれたタイトル未定には本当に感謝で一杯です。普段東京や大阪で見ている時も札幌拠点であることを感じさせないオタクの量で驚くことが多いのですが、初めてのホームで見る未定さんは圧巻でした。

雪まつりということで一般のお客さんが多く通りかかる現場だったのですが、他のグループが出ていた時と比べて立ち止まって見る人が体感かなり多かったように思います。オタクの数が普段以上に多いのは勿論、一つの街を拠点に地道に活動していることの意義を感じました。地方を拠点に活動しているグループが多く出演した対バンで、各グループ今後に期するものが生まれたのではないでしょうか。

最近作曲家の方で「ライブアイドルは分かりやすく盛り上がる部分がある曲を求められる」というような内容の投稿をされている方がいましたが、そういう中で聴かせる歌で自然と体が動き出すという空間を作れるタイトル未定は本当に稀有な存在だと思います。札幌で会場全体に一体感を生み出す本領を見せてもらい、これからも前例に囚われない道を歩んでいってほしいと思ったライブでした。








そして本題のリンワンについて。動画は私が撮影したもので、推しメンの辺見花琳さんを中心に映しています。(明言は無かったものの今回は撮影黙認でメンバーも写真や動画にSNSで反応していたためアップしています。問題があった場合はすぐに削除します。)

先ほども述べた通り主現場を雪まつりの会場で見ることは本当に待ち望んでいたことの一つで、それを叶えてくれたリンワンには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。改めてありがとうございました。

Ringwanderungは本当に一つ一つのライブを大切にしているということがパフォーマンスからも言動からも伝わってくるアイドルで、いつ見ても私のボルテージを最高潮まで上げてくれる最高のグループです。言葉で表現することが難しいのですが、ここまでライブ中に全員からパッションを感じるアイドルには初めて出会いました。

その一方で特典会では気取らない友達のようなテンションで(私にとってはおそらく少しお姉さんですが)、会場の雰囲気がとても心地いいんですよね。この辺のライブと普段のテンション間の差はオサカナにも通づるところがあるのかもしれません。

そして推しメンである辺見花琳さん。アイドルグループを好きになった時、推すと決めることと自然と推しが決まっていることの両方があり得ると思いますが、辺見さんの場合は完全に後者でした。

ツインテール担当で、ペガサスに乗って移動してて…という普通だったら絶対に推しにならないタイプの方(失礼)なんですが、ライブ見に行く前に動画を見ていた段階からもう辺見さんにしか視線が行かないのです。生来の素晴らしいお声なのか、ツインテールに隠れがちな日本人らしい美しいお顔なのか、ライブ中でも常にニコニコしている奥に感じるパッションなのか、どれが原因なのかハッキリと分かりませんが、とにかく目が離せないのです。

私はライブアイドルを見る時のライブと特典会の比重がライブ8:特典会2くらいのイメージで、どんなにビジュアルが良くて話が上手でもライブに感動できるグループでないと通えないというタイプのオタクです。現場に行っても特典会に行かずに帰ることもままあるのですが、こんなにも毎回特典会に行きたいと思う推しは初めてです。

5人は寒さの中でも普段以上に燃え上がっていたようでした。辺見さんはもちろん、この5人のリンワンがいつまでも続いてくれればいいな…と思った今回の遠征でした。

あ、観客に雪を投げるのはやめてください。笑 死んじゃいます。笑

ここからはライブ以外の札幌観光日記を少々。












2日目の特典会が急遽なくなり、空いた時間でエスコンフィールドに行ってきました。

私が広島出身ということもあり北広島市という地名とその由来は昔から知っていたのですが、エスコンフィールドが建設されることが決まってから一気に名前を聞くことが多くなりました。とはいえ人口5万程度と市としては小規模であり、駅前に降りてもびっくりするほど何もありませんでした。近くに高校があるため球場に向かう際も通学している高校生と数人すれ違う程度で、こんなところにほんとに球場があるのか?と思った矢先にとてつもないデカさのガラス張りの建物が現れました。笑 球場周辺はFビレッジなんて呼ばれているみたいで、本当にファイターズの街になっていると感じました。

球場内は外野席が解放されており、かなりグラウンドに近いところまで下りていくことが出来ました。一番驚いたのはやはり外野奥のガラス張りです。陽がグラウンドに差し込むのは勿論、一面に雪景色が広がっており、ドーム球場にありがちな季節感の無さという欠点が全くありませんでした。(西武ドームは知らん)

昨年山﨑福也が条件の悪い日本ハムに移籍を決めたことが話題になりましたが、この球場で試合ができることが決め手の一つになったのではと思えるほどに解放感と機能性を両方感じる球場でした。




札幌 すみれ 味噌ラーメン




炭焼豚丼 小豚屋 豚丼MIX




味の羊ヶ丘 もも肉、肩ロース




北海道らしいものもたくさん食べることが出来ました。とにかく美味しいものが多いので、今回も海鮮やスープカレーといったグルメを涙をのんで見送りました。毎週北海道でライブやってください。

以上、さっぽろ雪まつり遠征記でした。寒さも思ったより耐えられましたし、やはり北海道は楽しいところですね。また近いうちに行きたいと思います。

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