=LOVE(イコラブ)のMステ出演可能性をCD売上とライブ実績から考えます。

イコラブ武道館公演を見たのち、高らかに箱推し宣言をして早2週間が経ちました。曲もメンバーの性格も完璧に覚えて、いよいよ私のイコラブオタク人生が始まると思ったところに重すぎるパンチがとんできました。



メンバーである佐竹のん乃さんの卒業発表です。イコラブにとっても、姉妹グループであるノイミーにとっても、メンバーの卒業は初めての経験です。

私はイコラブを好きになって数か月の新参者ですが、イコラブというグループが12人という人数をこれ以上なく大切にしてきたことはひしひしと伝わってきます。実際、昨年瞳ちゃんが休養から復帰したときのTwitterを遡っても、「12人でイコラブ」というフレーズが多くのファンやメンバーから出ていました。ノイミーとの合同で行われたコンサートのタイトルが「24girls」であることからも、12人という人数が指Pグループ全体のアイデンティティになっていたことは間違いないでしょう。

昨日卒業発表後初のShowroomが行われ私も見たのですが、ファンがTwitterで発する「12人で活動する姿が見たかった」という声に彼女自身思うところがあったようです。個人的には、そんな思いを受け止めた上で彼女から発せられた「イコラブはもっと大きくなるグループだからこそ、私は今イコラブを抜ける」(意訳)という言葉が印象に残っています。

以前もご紹介したように彼女はオタク気質の強い子で、同じくメンバーである野口衣織ちゃんを溺愛しています。誤解を恐れずに言えば我々ファンと同じ目線を持った特殊なアイドルという事もできます。それだけに、自分にステージに立つ人間としての適性があるのかということが彼女の中で大きな疑問になっていたようです。

ここで誤解してほしくないのは、彼女がアイドルとして成長しなかったわけではないという事です。苦手だと言っていたライブ上での表情が自然になっていくのは、過去の映像と最新の武道館ライブを見比べれば一目瞭然です。また、Pが「ここまで明確に成長できた人は初めて」というコメントをしていることも何よりの証拠です。

舞台に立つこと以外で人を喜ばせたいというのは一見マイナスに思えますが、これだけアイドルという仕事に真剣に向き合った彼女が出した結論は人間としての成長以外の何物でもないと私は思います。アイドルを自分の所有物か何かと勘違いしている人を除いた、本当に彼女の幸せを第一に考えているファンは間違いなく彼女の説明に納得しているのではないでしょうか。

アイドルを引退した後、所属していたグループの内部事情を暴露して飯を食う人間も少なくない中で、彼女はイコラブを「控えめに言っても宇宙で1番素敵なグループ」と表現しました。卒業してもグループを大切に想う彼女のためにも「宇宙で1番素敵なグループ」が「もっと大きいグループ」になるように応援していきたい、と思えた配信でした。

そんな中、SNSではファンを中心に「#イコラブをMステに」というハッシュタグが生まれました。年々ファンを増やしているイコラブも、Mステへの出演経験は一度もありません。私も一ファンとしてもちろん出演してほしい気持ちで一杯ですが、ただ願いを唱えるだけでは叶わないことはだれでも分かります。今回は様々な面からその実現可能性を考えていこうと思います。

前提として、Mステに出演するアーティストは例外なく人気があります。地上波のゴールデンタイムに歌番組を行う場合、裏で放送されているバラエティー番組以上に人を集める必要があるからです。

そして、ここでは女性アイドルの人気を示す指標として「CDの初動売上枚数」「過去のライブ実績(ライブ会場のキャパシティ)」を採用しました。前者は発売1週間以内にCDを買うくらいのライトなファンを、後者は会場に足を運ぶくらいのコアなファンの数を表していると言えます。

それでは以上を踏まえて過去にMステに初出演を果たした女性アイドルを見てみましょう。ここでは近10年以内に初出演かつ近3年以内に出演歴があるグループをご紹介します。個人調べですので、ミスがあればご指摘をお願いします。

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印象としては「こんなに少ないの⁉」というのが正直なところです。48,46グループと韓国系のグループがほとんどで、それ以外のグループにはほぼ付け入る隙がありません。もともと超人気グループしか出演できない上に、女性アイドルという限られたカテゴリーともなるとこうなってしまうのです。改めてMステの敷居の高さを実感しました。

細かく見ていくと、シングルの初動売上には日向坂の47.6万枚からBiSHの2.5万枚と大きく開きがあることが分かります。イコラブの最新曲「青春サブリミナル」も初動で10万枚近く売り上げたことを考えれば、この指標においては基準を満たしていそうです。

また、ライブ実績に関しても3,4000人規模のライブが最大のグループもあれば、2万人近い会場でライブを行っているグループもあります。この点においても、先日武道館で初ライブを行ったイコラブは見劣りしていません。

ここまで見ていくと既に出演経験があっても良さそうな気がしてきますが、残念ながら現実にはなっていません。理由は様々考えられますが、私は単純なグループの人気だけではなく楽曲そのものに何らかの話題性が必要なのではないかと思っています。

なぜなら、圧倒的な売り上げ枚数の乃木坂やAKBブームに乗じて勢力を広げた48グループは例外として、その他のグループの多くはアイドルファン以外でも話題となったキラーチューンで初出演を果たしているからです。例えばサイレントマジョリティーはアイドルのデビュー
シングルとは思えない攻めた歌詞で話題を集めましたし、Make you happyは通称「縄跳びダンス」が大流行しました。その他の楽曲に関しても、アイドルファン以外でも一度は聞いたことがあるという曲が多いと思います。

楽曲に話題性を持たせる方法は大きく二つ考えられます。一つは国民の多くが見る番組のタイアップを獲得すること、もう一つは大衆受けしやすいキャッチーな楽曲を作ることです。

このうち前者の望みが薄いことがイコラブの大きな弱みなのかもしれません。事務所である代々木アニメーション学院は上にあげたようなグループが所属する事務所とは比べ物にならないほど小さく、宣伝に足るほどのタイアップは期待しにくいのが現実です。実際これまでのタイアップも事務所のCMや地域限定のCMが大半を占めています。

そのため、イコラブが話題性のある楽曲を作るためには後者の方法しかありません。大衆受けというワードだけでは抽象的過ぎますから、一つ具体例を貼ってみましょう。



我らが指Pの代表曲である「恋するフォーチュンクッキー」です。私が思い描いている曲の雰囲気や一般への知名度を具体的につかんでいただけると思います。

これは私の思い込みですが、大エースの卒業後下火になりかけていたAKBを延命させたのはメンバーそのものよりも楽曲ではないでしょうか。この後も「365日の紙飛行機」などのキラーチューンを定期的に発売することで世間全体の話題を集めました。

ただし、間違ってもスローテンポの踊りやすい曲を作れと言っているわけではありません。そもそもアイドルをどうプロデュースするかはプロデューサーに一任されるべきであり、そこに口を出すオタクは自分の立場を勘違いしていると思っています。ライト層とコア層を水準以上獲得している今、Mステ初出演という高いハードルを越える最後の一押しになるのが楽曲かもしれないと言っているだけです。

現在幸いにも複数の新曲が発表されるであろう1stアルバムの発売が決定しています。専用の劇場を持たないため、これまでシングル発売しか新曲を作れなかったイコラブにとっては願ってもないチャンスです。旅立っていくメンバーの願いを胸に、このアルバムがイコラブを更に大きなグループにすることを願ってやみません。


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