小賢しい工作に味を占めました。(今週の予想:キーンランドカップ、苫小牧特別)


先週の土曜日試験的に(不純な動機で)2本投稿を行い、そこでの検索数について今回のブログで報告することにしていました。
私の小賢しい工作は結果としてまさかの大成功でした。笑
私の考察としては、他のブログとの競合が少ない3勝クラスのレースを予想すれば閲覧数が伸びるというものだったのでした。この通りに3勝クラスの薩摩ステークスの予想をしたブログを投稿したところ、なんと60件近くも検索サイト上に表示されました。味を占めた私は今週からは重賞の予想はこれまで通り行い、同じブログで重賞以外の特別レース予想を簡単に行いたいと思います。
ただ、安定して多くの閲覧数を得るためには最低100記事くらいは書かなければいけないと一般的に言われていますし、これからも思いのままに自分の好きなことをつづるというコンセプトだけは大切にしたいと思います。

ブログについての予想は上手くいったわけですが、人間というのは上手くいくことばかりではないものですね。
3週前のレパードステークスに引き続き、先週の小倉競馬場も天気予報とそれに伴う馬場予想をめちゃくちゃに読み違えました。笑 




小倉競馬場、スコールです。 #keiba_radio pic.twitter.com/C8vv8b3cDz— 山本直 (@nao_yamamoto724) August 23, 2020






ツイッターに投稿されていた日曜朝の小倉競馬場を映した動画です。
私が見た天気予報では西から迫っている雲は日曜日の競馬開催の間は耐えると言っていたのですが、結果的には朝から普通に雨が降っていました。
通り雨だったのでその後レースの前には止んだのですが、北九州記念はやや重馬場で行われました。

開催2週目ということもあり馬場がもともと良かったので、時計は1.07.8という比較的早いものになりました。ただ、前半32.4というかなりのハイペースで流れたことを考えればパンパンの良馬場ならさらに速い時計も期待できたでしょう。
本命にしていたカリオストロはシンガリ18着でした。先行馬総崩れの展開はもともと想定していましたが、1400でレコードを出した実績を評価していましたからレース前の雨が想定外でした。

スプリント戦の借りはスプリント戦で返せ、ということで今週の重賞予想はキーンランドカップ(GⅢ)でいきます。まあ本音としては難しい2歳戦を予想したくないだけなんですけどね…笑
先週POGの話をしたので触れておこうと思いますが、ここに出走してきたヤマカツマーメイドは去年(2019~2020シーズン)のPOG指名馬です。好きな馬がいるレースは変なバイアスがかかるから予想したくないという先日の発言に偽りはありませんが、2歳戦はそれ以上に得体の知れない馬が馬券内に入ってくる難しいものです。




2020 阪神ジュベナイルフィリーズ





JRA公式で公開されている去年の阪神ジュベナイルフィリーズの映像です
この時ヤマカツマーメイドは最内1番から上手に立ち回って5着に入りしっかりと賞金を稼いでくれました。
今のところ相手なりに走る善戦マンといった印象ですが、今回は51キロという軽斤量を生かして初の重賞タイトルを取ってほしいと思います。

推し馬の紹介も終わりましたので早速予想に行きたいと思います。
今週こそは天を味方につけて予想できるでしょうか…笑
それでは以下日曜札幌メインキーンランドカップと準メイン苫小牧特別の印と考察です。

今週の予想1:キーンランドカップ(GⅢ)
◎エイティーンガール
○フィアーノロマーノ
▲ダイアトニック
△ライトオンキュー
△ショウナンアンセム

◎エイティーンガール
デビュー以来1戦を除いてすべて1200mを使っている馬です。
昨年の暮れに3勝クラスを勝利して今年からオープンクラスのレースを使っていますが、シルクロードステークス2着の実績がある通り展開の助けがあれば重賞でもやれる末脚を持っている馬です。
前々走は開幕初週の極端な前残り馬場を後方から進めて0.6秒差の7着、前走は逆にこの馬の末脚が生きるハイペースを先行して0.6秒差の7着と近走はちぐはぐな競馬が続いています。今回は先行馬もそれなりにそろっていてミドル~ややハイペースくらいの展開で流れそうな上、開催後半に入った馬場の助けもありそうで前回よりはこの馬にとって走れる条件に変わります。溜めれば必ず伸びる馬ですから、展開の利を生かして差し切りを期待します。

○フィアーノロマーノ
元々はマイル~中距離を主戦場としていた馬ですが、昨年末の阪神カップで好走してからは距離を短縮してきています。
こちらも阪急杯はダイアトニックから不利を受けての2着、函館スプリントステークスは馬場状態のためにいつもより少し前目での競馬を選択し伸びきれずに4着と大崩れはしないながらも条件に泣いている印象です。
道悪を経験していないことが不安材料ではありますが、函館スプリントステークスの走りを見る限りこのメンバーにおいて地力上位は間違いなさそうです。

▲ダイアトニックは地力上位に加え重馬場の高松宮記念を3着ということで馬場適性にも太鼓判ですが、完勝した前走よりも条件面で厳しくなるので単穴どまりとしました。
△ライトオンキューも成績が安定していることは間違いありませんが、これまで体質的に使い込めなかった馬なので夏競馬3戦目という点で強くは推せません。
面白いのは△ショウナンアンセムです。昨年の高松宮記念3着馬ということで実績的には人気馬にも引けを取りませんし、休養明けから4戦目にしてブリンカー初装着ということで十分に叩けたココで週部気配を感じます。前走では逃げの競馬を試しましたが、もともとG1で好走した際は差しの競馬をしていましたし今回の馬場を考えれば差しの競馬で一変を期待しています。

今週の予想2:苫小牧特別(2勝クラス)
◎シゲルタイタン
○タイキルークス
▲ベアクアウフ
△サクラルーフェン

◎シゲルタイタンは前走1勝クラスを勝ち上がっての昇級戦です。そのレースは時計的には特筆するほどのものではありませんが、逃げながら上がり3ハロンも最速とまだまだ余裕のありそうな勝ちっぷりでした。近走不振の馬が多いメンバー構成になりましたし、先行有利のコース形態も味方につけて1戦目で勝ち上がりの可能性が高そうです。

○タイキルークスも前走1勝クラスを派手な勝ち方で勝ち上がりました。馬場状態もコースも違うのでシゲルタイタンとの地力の比較は難しいところですが、こちらは派手に負けることもある馬ですから信頼度という面では少し劣ります。

▲ベアクアウフはキャリア最長の1700mを使ってきました。近走のレースでは早い段階で追走に苦労することも多くありましたし、血統的にもアグネスデジタル産駒はダート1700m~1900mが最も成績がいいですからこの距離延長が良いほうに出る可能性はあります。これまでよりは緩い流れになるでしょうから折り合いがつくかがポイントです。

△サクラルーフェンは昇級してからの2戦は案外な結果が続いていますが、1勝クラスをハイペースで逃げて4馬身差で勝利しているように自分の競馬ができれば地力のある馬です。包まれない外枠を引きましたし、とにかく早め早めの競馬ができれば一変の可能性を秘めています。

ヤマカツマーメイドは道悪になると走る気をなくす馬なので、週末の雨予報は完全にマイナス材料ですね…
もちろんいい意味で予想を裏切ってくれることを期待しています。

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