本番に直結しない低レベル戦は過去実績がモノを言います。(今週の予想:京成杯)

あれだけ武道館ライブには参戦しないと言っていた私でしたが、当日朝機材席解放のお知らせがありなんと参戦することになりました。今は東京に向かう新幹線の最中で、ブログが投稿される頃には私の身は武道館の席にあることでしょう。参戦するからにはしっかりと感染対策を行い、ライブ後はホテルに直帰したいと思います。

ということで今の私には時間がありません。駄話は無しにして今週の予想に行きましょう。

今週予想するのは京成杯(GⅢ)です。皐月賞と同じ中山2000mで行われるため非常に重要なステップレースである…と言いたいところですが、残念ながらここを勝ってクラシックで結果を出す馬は非常に少なくレース自体の価値に疑問符が付き始めているレースです。

というのも、中山の1月開催は前開催からの継続となるため力を要する馬場となることが多く、主に瞬発力が要求されるクラシックとは全く違うレースになることが多いのです。

また、近年は前開催に同条件で開催されるホープフルステークスがGⅠに昇格したこともこのレースの低レベル化に拍車をかけています。仕上がりの早い有力馬は当然賞金の高いGⅠに向かうため、中2週のこのレースにはそこに出走できなかったメンバーしか集まらないのです。

ということで今回の本命はすでに重賞での好走成績がある馬を選びました。

それでは以下印と考察です。

今週の予想:京成杯
◎プラチナトレジャー
○タイムトゥヘヴン
▲テンバガー
△タケルジャック

◎プラチナトレジャー

前走新馬組のレースレベルが軒並み低い状況の中で、東スポ杯で2歳チャンピオンのダノンザキッドに0.4秒まで迫ったこの馬の実績は一際光るものがあります。

このレースではゲートを五分に出て馬なりで中段へ、直線は鋭く伸びることはないものの長く良い脚を使って4着という内容でした。タイム等のレースレベルが条件戦のレースより高いことは当然で、レースぶりからは直線の短い中山に代わることはプラスに見えます。先行有利のコースであることについても下級条件のレースではすっと先団につけている様子が見られますから問題ないでしょう。

他馬の能力比較が難しいここは素直に実績を信頼したいと思います。

○タイムトゥヘヴン
前走未勝利戦を1.4秒差で圧勝した馬です。

このレース自体は直線抜け出した後フラフラとしていてまだ幼い完成途上の印象を受けたレースでした。しかし、2着馬は新馬でもタイム差なしの2着だった馬ですからそれに1.4秒差をつけた事実は高く評価するべきでしょう。

どスローからの瞬発力勝負となった初戦と2戦目に比べてある程度流れた3戦目でパフォーマンスを上げたというのも先行馬の多いメンバー構成になった今回は評価できるポイントです。実際に過去の京成杯でも前走くらいのペースが刻まれることが多く得意なペースに持ち込める公算は大きいです。

母キストゥヘヴンの良血で前走圧勝という背景からやや過剰人気の感は否めませんが、完全に無視することはできません。

水準以上のメンバーレベルで差し有利の展開を一頭前で粘ったものの、前走夏の小倉開催というローテが不安材料の▲テンバガーが単穴、1勝クラスで逃げて目標にされながら0.1秒差の3着と健闘した△タケルジャックが連下です。上位2頭以外は本当に拮抗したメンバーで、以下は脚質を重視して選んだ面が大きいです。

それではブログを書くという日課もこなしましたので私は武道館へ向かいます。またレポートも書きますのでお楽しみに。



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