共通テストを目前に昨年の大学受験体験談を綴ります。

「今週末全国ではどんなイベントがありますか?」と聞かれた時あなたなら何と答えるでしょうか?

アイドルヲタクの私としてはやはり「イコラブの武道館ライブ」と答えたいですね。来場者への特典としてAR(拡張現実)を使ったメンバーカードが配布されることや会場受け取りのグッズが発表されて、いよいよ本当にその日が近づいていると実感する毎日です。結局私にチケットはご用意されませんでしたのでお家でお留守番になるわけですが、一つのグループが夢をかなえる瞬間が遠いどこかで訪れているというその事実だけで少し幸せになれる気がします。

参加される方に関してはコロナ対策を万全にして、ライブの前後にファン同士で集まらないということを徹底して頂きたいと思います。コロナ禍におけるライブでは、ファンの規範意識がライブ自体の成功と失敗を分ける気がしていて今回は参加しない私も身が引き締まる思いです。

ただ、世間一般で今週末に行われるイベントを聞けば多くの人が「大学入試共通テスト」と答えるでしょう。昨年までは「大学入試センター試験」として行われていたこのテストですが、社会で求められる力の変化に対応するために今年度から新たなテストを導入したわけです。ただでさえ新傾向のテストへの対応に苦戦を強いられる中で、コロナで満足に登校もできないという二重苦を抱えている今年の受験生は本当に大変だったろうと思います。

普段はアイドルが可愛いか競馬が面白いの2択しか話題の選択肢がないこのブログですが、今回は大学受験の体験談についてだらだらと書いていこうかと思います。というのも私は昨年が受験生の年で、無事第1志望の大学に合格することができたのです。なるべく最近受験を経験した人の体験談の方が今週末にテストを控えている受験生や将来の受験生の参考になるかと思いましたので僭越ながら自分語りをさせていただきます。




1.志望校について

私の場合は家庭の金銭的な事情と学校の方針で国立大学を第一志望にすることは半ば強制的に決められていました。どうしても私立の大学に通わせられないというほど貧乏ではありませんでしたが、行けるものなら国立に行って安く済ませてほしいというのが両親の希望のようでした。

また、私は学びたい分野が1年生の頃から決まっていて、その点に関しては3年間ブレることがなかったので文理選択や受験科目の選択は非常にスムーズに行う事ができました。少し変わった学部で公表すると大学がかなり絞られるのでここでは控えますが、大学に入った今でも自分の学びたかった分野に進学できたことの喜びを感じる機会は多いです。

志望校に関してはこの国立大学という条件と学びたい学部という条件のベン図が重なった部分を選んだという感じです。ですから、志望していた受験生の中では大学そのものに対する憧れのようなものはかなり薄いほうだったと思います。もちろん、小さい頃から憧れていた大学があるのなら学部にこだわらずその大学を目指すのもいいと思います。

志望校を決めるという事は文字通り自分の志望を決めるという事ですから、勉強の内容そのものを決定するだけにとどまらず、受験勉強へのモチベーションを保つという意味も持っています。日常生活のモチベーションを提供する趣味が人それぞれ違うように、志望校を決める動機は人それぞれ違って当然なのです。

よく学歴を手に入れるために勉強すると大学に入ってから燃え尽きるから良くない、なんて言われたりしますが私はそうは思いません。少なくとも大学受験に限ってはモチベーションを保つ手段の一つとして十分に認められると思います。大事なのはその後に新たな目標を設定して人間として成長し続けることであって、どのような動機であっても目標に向かって努力した結果は評価されるべきです。

だから、一番大切なのは早い時期から志望校を持っておくことです。それがどのような動機でも構いませんから、とにかく進みたい進路を決めてそこに向けた勉強を始めることが重要です。高校に入学してすぐ大学のことを研究するのは少ししんどいかもしれませんが、そこは将来のためにひと踏ん張りしてみてください。


2.受験勉強について

先ほどは偉そうに志望校を決めてそこに向けた勉強をしろなんて申しましたが、かくいう私も2年生の3月までは志望校を決めながらも受験勉強らしいことは一切していませんでした。というのも、毎日部活動に追われて勉強どころではなかったのです。これは部活動に所属する高校生全員の悩みでしょう。

東大入学者の内女性が占める割合が2割を超えないというのは有名な話ですが、私は女性と男性の体力の差が非常に大きく影響していると思っています。私の通うような中堅レベルの大学では3年生から本気で勉強をすれば合格が狙えますが、東大のような最上位校になると高校1年生、いや中学生のころから地道に長時間の勉強を重ねる必要があります。どの高校でも3年生になると部活動を引退して受験勉強に集中することができるものの、毎日のように部活動を行う中学生や高校1・2年生の間自宅での学習時間を確保することは至難の業です。

では、その至難の業を可能にするものは何か。それは体力以外の何物でもないと私は思います。部活終わりヘトヘトになった状態で自宅の勉強机に向かえるかは体力が残っているかの1点にかかっているのです。女性はどうしても男性に比べて体力が劣ることが多いですから、同じ条件においては男性の方が有利になるのは当然です。

もちろんこれは勉強に対するやる気があることが前提です。どんなに体力があっても、一切勉強する気のない不真面目な性格では宝の持ち腐れですからね。勉強に対する熱意があることは当然で、その上で勝負を分けるのは体力だと知ってからは、中学校で運動部が勧められる世の中の風潮に納得するようになりました。私も、今中学生や小学生の子供を持つお母さんに何をすればいいかと聞かれれば間違いなく運動して体力をつけてくださいと答えるでしょう。

しかし、当の私は中高6年間文化部という筋金入りの運動音痴でした。当然体力も人よりありませんでしたから、部活動が終わった後に勉強するという事は無理でした。受験期は放課後学校に残って勉強をしていたのですが、家に帰ってから勉強することはほとんどなかった(したいけどできなかった)ように思います。

勉強時間を確保できない私が人に勝つためにはとにかく勉強の効率を上げる必要がありました。具体的には、問題演習以外ではほとんどノートに字を書かなかったのです。

一般的には、一つの感覚だけで覚えた情報よりも複数の感覚で覚えた情報の方が忘れにくいと言われます。英単語や漢字などを書きながら覚える、いわゆる「手を動かして覚える」なんて言葉が存在するのはこのためです。これは大変結構なことだと思いますが、こと大学受験に関して言えばこの方法は時間がかかりすぎると私は思っています。

ほとんどの国立大学を受験するためには共通テスト(昨年まではセンター試験)を5教科7科目受験する必要があります。英語などは1科目に関する情報を覚えるだけでもかなりの情報量があるのに、それが7科目必要となると全体は膨大な量になります。情報を1字1句書いて覚えているとかなりの時間が必要になり(私の体感では読んで覚えるよりも4,5倍時間がかかります)、結果として効率が悪くなってしまう可能性があるのです。

もちろん1回書けば覚えられるという人は時間をかけてでも書いた方がいいですが、そんな人はほとんどいません。書いたとしても最低2回は繰り返さなければ覚えられないのが人間の脳で、それなら読んで覚えることで記憶する回数を確保したほうが良いと私は考えたのです。英文法や英単語、古典単語や理科の用語などについてはおそらく10周以上覚えたのではないかと思います。

ただ、これについても志望校を決める動機と同じように人によって向き不向きが分かれます。ノートに情報をまとめることで頭に入る人も当然いるでしょうから、結果が出ている限り勉強方法を変える必要はないのです。私の方法も結果が出ずに悩んでいる人には試してみてほしいと思います。


3.受験当日について

滑り止めとして私立大学も受験しましたが、ここではセンター試験の話をしようと思います。

受験当日は新しい情報を頭に入れるというよりは、今まで蓄えた知識をいかにフルに発揮するかということが重要になってきます。前日の夜は早く寝ろと言われるのは睡眠によって頭の中が整理されて情報が引き出されやすくなるから、受験会場に早く着けと言われるのは試験開始に間に合うかなど試験内容以外のことについて考えなくて済むから、といったように一般的に試験当日にすべきだと言われている行動はこれが理由です。

あとは2日間にわたって開催される共通テストは、1日目に自己採点をしてはいけないというのも鉄則です。もし成績が良ければ次の日の試験に慢心した状態で臨むことになりますし、成績が悪ければ単純にモチベーションが低い状態で臨むことになりますからどちらにしても良いことがないのです。これに関しては上二つとは異なりほぼ全員に共通して言えることですから注意してください。

私オリジナルのアドバイスとしては親を存分に頼ってほしいという事です。大学生直前にもなってまだ親に頼るのかよ…と思われるかもしれませんが、ほとんどの親は子供の受験に対して関心を持っていますしできる限り助けてあげたいと思っています。しかし、過干渉になることを恐れて子供から声をかけない限り動けないようです(少なくとも私の周りにはそういう人が多くいました)。

私の試験会場はかなり交通の便が悪い場所で、公共交通機関を使うとそれだけで体力を消耗して試験に悪影響が出そうでした。しかし、土日ともに父親が会場まで車で送り迎えをしてくれたため、ギリギリまで試験の内容について最終チェックを行う事ができました。受験が行われる時期は動くのも辛いような寒い時期ですから、頼れる人は存分に頼って体力を温存することは非常に重要です。おかげで私は当日に自己最高得点を取り無事に合格できたのです。


以上簡単にでしたが、私の大学受験体験談をまとめてみました。

明後日試験を控えている人にはもう遅いかもしれませんが、現在高校2年生以下の人に一つアドバイスするとすれば、受験は家族との関係がモノを言うという事です。高い受験料を払ってくれるのは両親ですし、姉弟だって家でピリピリとしている自分に我慢してくれています。もちろん受験生である自分が一番辛いのですが、家族もその辛さを共有していることを理解して行動することが大事です。家族と良好な関係であれば私の父のように受験そのものをアシストしてくれるかもしれませんし、そうでなくても自分以外に喜んでほしい人がいるというのは意外と緊張した心を落ち着けてくれるものです。普段から良好な家庭環境を維持できるよう努めてください。

最後に今週末に試験を控えたすべての受験生が実力を発揮できることを願って、今回は終わりにします。



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