天気予報は気まぐれです。(今週の予想:小倉記念)

先週のブログで新潟競馬場の部分的な観客入場の再開について触れたのですが…

JRAでは、第3回新潟競馬(8月15日(土曜)から9月6日(日曜))における新潟競馬場へのお客様の入場再開について7月30日(木曜)に発表したところですが、全国規模での新型コロナウイルスの感染拡大傾向が顕著となっていること等を踏まえ、お客様の入場を取りやめ、無観客競馬に変更することを決定いたしました。(JRAホームページより引用)

ということで、結局無観客競馬が継続されることになってしまいました。
その時も触れたようにJRAとしては秋のG1シーズンに向けて少しでも観客を入れておく狙いがあったと思いますが、第1波よりも多い感染者数が首都圏で確認されている現状を見るとこの判断は致し方ないことでしょう。
競馬場やウインズなどの再開については今後もめまぐるしく情報が更新されることになりそうですから、JRAのホームページはこまめに確認しなければいけませんね。

さて話は先週予想したレパードステークスに移ります。
毎週予想ブログは重賞の枠順が確定した後の金曜夜か土曜朝に書いて土曜の19:00に公開しているのですが、このスケジュールだと天気という大きな不確定要素が残ってしまうのが難点ですね。もちろん天気予報と週中にJRAから発表される馬場情報を見て馬場状態を予測はしているのですが、予報なんてものは外れることが当たり前です。
先週は土曜に少し雨が降って日曜日は降水なしという予報でしたので、少し足抜きのいい良馬場くらいを想定して予想していました。しかし、結果は日曜日にも大量の雨が降ってまさかの不良馬場でした。そんな状況でしたから、レコードタイムを出す展開を味方に予想外の逃げを打ったケンシンコウがそのまま逃げ切ってしまい撃沈でした。
この時芝コースも不良馬場だったのですが、水はけのいい新潟の芝コースが不良馬場になるのは2014年9月13日に行われた紫苑ステークス以来のことだそうで、とんでもない天候の日を引き当ててしまったようです。

かといって競馬の予想は直前に出しても意味がありませんから、今週も懲りずに土曜日に公開しようと思います。
今週から夏の小倉が開幕するということで予想は小倉記念(G3)で行きます。小倉競馬場はモノレールの駅と直結で非常に交通の便がいいということで西日本在住の私にとっては阪神競馬場と並んで行ってみたい競馬場の一つです。
肝心の天気は今のところ土日ともに晴れマークですからパンパンの両馬場想定で予想をします。これで雨が降ったらさすがに呪われてますね…笑
それでは以下印と考察です。

◎ショウナンバルディ
○ランブリングアレー
▲ミスディレクション
△サトノルークス

◎ショウナンバルディ

12戦して掲示板を外したのは3回だけという堅実派です。今回は格上挑戦という形になりますが、メンバーレベルの低いここなら十分に主役を張れる力がありそうです。
この馬の注目したいレースは前々走の垂水ステークスで、勝ち時計1.59.1でこの馬自身は1.59.4の時計で走破しており、阪神2000mの1600万条件のレースとしてはかなり優秀な時計を出しています。土曜の2Rでは3歳未勝利で1200m 1.07.1という超高速馬場といえる時計が出ていて、時計的な裏付けは強力な力を持つレースになりそうです。垂水ステークスでは今回も出走するランブリングアレーに1馬身半の差をつけられていますが、ラスト100mほどまでは激しく抵抗し勝負根性を見せていました。今回は枠の内外が入れ替わる上、斤量差も2kg縮まりますから逆転は十分可能であると考えています。
前走の開催最終週の外差し馬場で大敗したことで人気を落とすなら、開幕最終週への舞台替わりでぜひとも狙ってみたい馬です。

○ランブリングアレー
こちらは前述の垂水ステークスを勝ってからこのレースに直行してきました。もともと2歳時からオークス馬ラヴズオンリーユーの2着やGⅢフラワーカップ3着と同世代の中で上位の素質を見せていましたが、今年に入ってから本格化した感じがあります。
年明け初戦こそ逃げて勝利しましたが、その後はゲートを出てすっと先行する競馬を覚えて4戦3勝という好内容のレースを続けています。前走の内容を見るに地力はショウナンバルディより上であることは間違いないですが、やはり斤量差が詰まることはマイナス材料です。
安定感はあるので、軸ならこの馬でしょう。

▲ミスディレクション
こちらも前走準オープンを勝っての昇級戦に小倉記念を選んだ馬です。
時計面では1000万条件を勝った時の1.58.7というものを持っていますし、前走までもオープンを勝ったインビジブルレイズや重賞2着のブラヴァスなどの好メンバー相手に僅差の接戦を演じてきています。また、逃げ馬ということで内枠を引いたのも大きいです。
54kgの斤量を生かしてどこまで逃げ残れるでしょうか。

△サトノルークスはこの舞台の適性は高くないと思っています。ただ長距離よりも中距離向きの血統であるにも関わらず菊花賞2着は地力の証ですから、地力だけで突っ込んでくる可能性もあると思い抑えておきます。

近走成績が振るわない馬が多く、波乱の予感もします。



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