近走条件に恵まれないあの馬の逆襲に期待します。(今週の予想:エプソムカップ)


また久々の更新となってしまいました。1度さぼってしまうとズルズルと行ってしまう悪い癖を直さなければいけませんね。先日参戦したノイミー1stコンサートについてのレポートも近々あげる予定ですのでお楽しみに。

今日は日曜日ということで競馬のお話をしましょう。今週の予想はエプソムカップ(GⅢ)です。

GⅠ開催に挟まれたGⅢということで春シーズンのGⅠに間に合わなかった古豪や一線級では少し力が足りない馬が多く出てくるレースという印象がありますが、今年はどちらかというとこれからの活躍が期待される若い馬が出走してきたというイメージです。例を挙げると昨年のクラシック戦線をにぎわせたサトノフラッグやガロアクリーク、惜しくもクラシック出走はかなわなかったものの条件戦から力をつけてきたファルコニアやアドマイヤビルゴ等です。これまでありそうでなかった馬たちの初対戦になるこのレース、今後の重賞戦線での力関係を測る上で非常に重要な一戦になりそうです。




レース傾向




このレース近3年は荒れた馬場で行われており、あまり参考になりません。ここでは良馬場で行われた2016年と2017年のレースを振り返ります。

2016年のルージュバックが勝ったレースではローカル重賞で長く戦った逃げ馬マイネルミラノがペースを作りました。二番手以降はマイネルミラノの逃げに翻弄される形で直線を向き、結局脚がたまらないままレースを終えています。GⅠでも好勝負を繰り広げたルージュバックはさすがに地力の違いで突き抜けて見せましたが、他馬は力を発揮できないレースでした。

一方ダッシングブレイズが勝った2017年のレースではマイネルミラノも出走していたものの逃げず、2016年に比べて前残りの瞬発力勝負になりました。結果的にうまく内をすくったダッシングブレイズの勝利に終わりましたが、メンバー間にそれほど力差は無かったという印象です。

このように東京1800mは展開によって求められる力が大きく異なるコースと言えるでしょう。




レース条件




展開




逃げ候補は大外に入ったアトミックフォースか先行して連勝中のファルコニアが考えられますが、いずれも積極的にハナを取りたいというタイプではなく、譲り合うような形になるでしょう。あとは距離が伸びて行き脚がつけばエアアルマスが逃げる展開も考えられますが、この場合上記の二頭が控えるということになるのでさらにペースは落ち着くことになりそうです。

こうなるとレース傾向でもお話しした通り、このレースで求められるのは持続力よりも瞬発力です。少なくとも上がり3ハロン33秒台後半、馬場によっては33秒台前半で上がってこられる馬でないと勝負にならないかもしれません。




馬場




5週連続GⅠも終わり開催後半に入った東京競馬ですが、土曜のレースを見る限りまだまだ時計は水準よりも速いです。比較的ゆったりとしたペースが予想されることを踏まえても、決着時計は1分46秒を切ってくると思われます。

一方で内外と前後ろの傾向については開催後半らしいものになってきています。今日のレースでも最後方から追い込んで上位に来た馬がいるように、外の方が伸びる馬場になっているようです。




印と考察




◎ガロアクリーク
○ヒュミドール
▲ザダル
△アドマイヤビルゴ
△エアアルマス
△アルジャンナ




◎ガロアクリーク




昨年のスプリングステークス勝ち馬で皐月賞でも3着と好走した馬です。

この馬といえば何といってもそのスプリングステークスで見せた瞬発力です。世代上位の実力馬ヴェルトライゼンデの外から上がり3ハロン33.8秒の脚で強襲し、ゴール前まで抑えきったレースは衝撃でした。その後200mの距離延長となった皐月賞でも前の2頭にこそ叶わなかったものの後続を差し切っての3着と安定感も見せつけています。

今回イマイチ人気していないのは前走のオープン特別で勝ちきれなかったことと鞍上の弱化が原因でしょう。以前ジャパンカップの時にも書きましたが、前走この馬に勝ったトーラスジェミニはとにかく同じペースでばてない競馬を身上とする馬です。この馬が出走してこず瞬発力勝負が予想されるここなら力を出し切れるでしょう。また、直線で前が詰まりさえしなければ問題ないタイプですから、外枠を引いたことで騎手の負担も減りそうです。




○ヒュミドール




この馬も近走の向かない条件で喫した敗戦で実力以上に人気を落としている印象です。

注目したいのは今回と同じコースで3勝クラスを勝ち上がった昨年のノベンバーステークスです。この時も絶対的逃げ馬が不在のメンバー構成で、後半三ハロンが前半よりも2秒早い典型的な後傾ラップになりました。このような展開を中段から抜群の手ごたえで進めたヒュミドールは、直線前が空くと並ぶ間もなくかわし切り後続を完封して見せました。1番人気だったサトノウィザードが詰まって進路確保に時間がかかったことは事実ですが、スムーズでも勝てていたかは怪しいくらい素晴らしい瞬発力を披露しています。

その後数戦は向かない距離や展開の中で一戦を除いて大崩れせずに走れていますし、再び東京の中距離に戻るここで末脚の爆発が見られそうです。




▲ザダル、△アドマイヤビルゴ、△エアアルマス、△アルジャンナ




以下も瞬発力を持った差し馬が中心です。

▲ザダルは昨年の関越ステークスで見せた脚が強烈でした。これまで戦ってきた相手もここでは一枚上手ですし、ローテの不安を差し引いても上位の評価が必要です。連下には近走大敗続きも実績のある展開が予想される△アドマイヤビルゴ、前走久々の芝も最後まで止まらず距離延長がプラスに働きそうな△エアアルマス、過剰人気感は否めないものの前走狭いところを割って力を見せた△アルジャンナを挙げておきます。

以上、今週の競馬予想でした。暑い季節になりましたが、クーラーのきいた涼しい部屋で夏競馬を楽しんでいきましょう。

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