記憶か記録を選択します。

先日紹介したsora tob sakanaのラストアルバムである「deep blue」が8月5日に発売されましたね。
前回も紹介しましたが、このアルバムは最初と最後の2曲が新曲でその2曲に挟まれて過去曲の現メンバーでの再録が9曲という構成になっています。
新曲の内「信号」はアルバム発売前に事前に公開されていましたが、もう一つの新曲「untie」もアルバム発売日に公開されました。



「アンタイ」の意味は「ほどく」
ラストツアーの特設ホームページを開くと、グループのトレードマークである魚がほどけるような演出を見ることができます。今までもツアーなどの題名はsora tob sakanaというグループ名と関連させたものでしたが、解散ライブである今回もよく考えられている題名だなと感心するとともに、解散の事実を突きつけられてつらい気持ちにもなりました。

VJのTONTONさんが監督をするということを聞いた時点でMVにメンバーが出てこないのではないかと予想していましたが、やはりビンゴでした。
前半は3人の声が掛け合わせられているのですが、声の登場とともにどこからともなく光が現れてきます。
そしてなんとこの曲は後半一切歌詞がありません。声が聞こえなくなると一面が白い光に包まれ、その後暗転します。暗闇が続くのかと思いきや、またどこからともなく3つの光がやってきてsora tob sakanaの文字を描いて消えていくのです。これから別々の道を歩んで行っても、いつだって集まることはできるんだという気がして少し気持ちが落ち着きました。
TONTONさんのブログによるとこの曲はMVのイメージとともに聞いてもらいたいということで、3人を3つの光に重ねてみてみるのがいいと思います。

私はDVD特典付きの初回限定版を購入する予定ですが、タワーレコードではどのパターンを購入しても特典が付いてきます。
特典がなくなるまでに購入すればオリジナルステッカーが、8月16日までに購入すればメンバーからのメッセージが入ったレシートをもらうことができます。メッセージ入りレシートに関しては購入日によってメッセージを各メンバーが変わりますので注意してください。ちなみに私はふうちゃん(神﨑風花)のメッセージが欲しいのでまだ購入を我慢しています。笑

ところで、このライブに関連して多くの企画が進んでいます。
その一つにチケットを正式に譲り受けることができる「チケトレ」が導入されることがあります。
乃木坂のオタクである私にとっては「チケットエクスチェンジ」の名前でなじみがありますが、乃木坂に比べれば規模の小さいアイドルでもこのようなことができるようになったことに時代の移り変わりを感じますね。
ただし、チケット交換では出品者はシステムの使用料を支払った上にチケットを特定記録郵便で郵送しなければなりません。さらにキャパシティが大きくない会場で、解散ライブというよほどのことがない限り行かないということが考えにくい今回は多くの出品は期待できないと考えています。欲を言えばもう少し早くこのシステムを導入してほしかったです。

また、その他にもラストライブを映像化するためのクラウドファンディングが行われています。
目標金額は1000万円でしたが、このブログを書いている8月6日時点ですでに468人から1600万円近くの金額が集まっています。初のライブに参加したとき大学生である私と同年代のファンの姿がほとんど見えず乃木坂とのファン層の違いを感じましたが、これだけの金額が1週間で集まるということはオサカナは一人当たりの客単価が高いのだと思います。
また目標達成のリターン商品としてメンバー一人一人の推しカメラがあるのですが、そのリターンを購入した人数を見ることができます。興味深いのは全体の支援者が468人いるのに対して、推しカメラで撮影したリターンを購入しているのは3人分合わせて130人ほどしかいないということです。かくいう私もそうですが、メンバーの中の一人というよりもグループ全体で愛されているのもオサカナの特徴といえるかもしれません。

ここ数か月のイベント続きで金銭感覚が狂い始めている私ですが、さすがに1万円が最低金額であるクラウドファンディングにポンとお金を出すことは厳しいです。せいぜいライブに行くか、ライブ映像を買うかのどちらかが限界だと思います。
もちろんライブに行って頭に記憶を刻むことが一番ですが、それが出来なければ映像で記録として残すことができることには感謝したいと思います。



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