古馬戦特有の固定化された展開から勝ち馬を読み切ります。(今週の予想:東京新聞杯)

関西に住んでからというもの、色んなアイドルが向こうからライブに来てくれるというのが嬉しくてたまりません。ライブを見るためにはチケットの何倍もする交通費を払うのが当たり前という私の中の田舎者マインドは少しずつ消失してきています。もちろん東京に遠征することも多々ありますが、身近にそういう場所があるという事実がオタクにとっては大切なのです。

今週と来週は2週続けて神宿の大阪遠征を見に行くことになりました。神宿については以前のブログで紹介していますのでまだ見ていない方はぜひ。






現在公式ではライブ映像も公開されています。

アイドルオタクなら一度は聞いたことがあると言ってもいいほど有名なグループですが、私は今回が初参戦になります。普段聞いている曲をライブで見てみたいという思いはありながらも、ライブだけを目的に東京まで行くのは少し腰が重いというのが正直なところだったからです。世の中のライブアイドルには私のような一歩を踏み出せずにいるアイドルヲタクのために遠征を積極的にしてほしいと心から思います。

ライブの感想などはまたブログに書こうと思います。お楽しみに。

それでは今週の競馬予想に行きましょう。今週は東京新聞杯(GⅢ)です。3年前の優勝馬はのちの年度代表馬リスグラシュー、2年前の優勝馬が春秋マイルGⅠを制覇するインディチャンプと出世レースになっています。

ただ、それらの年と比べるとメンバーレベルは低調な気がします。GⅠでの実績がある馬が少ないですし、実績がある馬も2,3歳時の実績があるだけで近走は不振気味です。地力はほぼ横一線だからこそレース傾向には注目したいところですね。

このレースは例年開幕2週目という比較的開催の前半に行われますが、1分33秒を切るような超スピード決着になることはほとんどありません。また、ある程度脚質が固まった馬が多い古馬戦のため極端なスローペースになることも少なく、毎年テンの3ハロンが34秒台後半~35秒台前半くらいのミドルペースで似たようなレースが繰り広げられます。

そのため、小頭数でスローペースになった2017年を除くとほぼ毎年中段から差した馬での決着となっています。開幕2週目ということで下級条件のレースでは前残り傾向が強くなっていますが、このレースに傾向を当てはめることには注意が必要です。4角2桁通過からも毎年1頭ほど馬券内に入っていますから、基本的には差し馬から考えようと思います。

それでは以下印と考察です。

今週の予想:東京新聞杯
◎ヴァンドギャルド
○ダイワキャグニー
▲ロードマイウェイ
△シャドウディーヴァ
△トリプルエース
△エントシャイデン

◎ヴァンドギャルド

同条件で行われた昨年の富士ステークス勝ち馬です。マイルチャンピオンシップでも本命にしました。

この馬の最大の魅力は何といっても圧倒的な脚力でしょう。昨年のマイラーズカップで絶望的と思われた位置から32.7秒の脚を使い3着に入った競馬が印象的です。このレース自体は前述の通りあまり早い上がりが求められるレースではないのですが、馬場が重くなっても結果を残しているようにどのような条件でも脚力は発揮される馬です。

一方であまり器用な馬ではないことも昨年のマイラーズカップから分かります。3歳時に重賞で惜敗を繰り返していたのもこのことが大きく影響していました。昨年の富士ステークスは小頭数で詰まらずに追い出すことができた結果の勝利だっただけに、16頭そろったこと自体はマイナスです。ただ、捌きやすい外枠を引きましたから、スムーズに競馬できることを期待しての本命です。

○ダイワキャグニー
全8勝を全て東京で挙げている生粋の東京巧者です。

基本的にはGⅠに入ると少し力が足りない馬なのですが、一昨年のジャパンカップでは直線半ばで先頭に立つ見せ場を作っての6着など府中に来ると馬が変わったように走ります。58キロという斤量を背負わされてもこのメンバー相手には軽視できません。

脚質は自在な馬ですが、内枠を引いたことで先行せざるを得ないのが減点材料です。経済コースを回ってどこまで粘れるかに注目です。

▲ロードマイウェイは前々走の4角最後方から2着に伸びた内容が評価できます。3勝クラスの勝ち方を見ても左回りのマイル戦に想像以上の適性を持っている可能性があり、ここは一発に懸けてみたいところです。距離短縮が好成績を残しているデータも心強いですね。

以下昨年の2着馬でこちらも距離短縮となる△シャドウディーヴァ、前走は展開に泣かされたものの2連勝の内容は重賞レベル△トリプルエース自在脚質で一度好走するとしばらく好調が続く傾向のある△エントシャイデンまでが連下です。

世代レベルが疑問視されている4歳トリプルエースがフランス人を背にどこまでやれるか注目ですね。



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