幼い子の気持ちはよくわかりません。(今週の予想:中京記念)

今週の予想は中京記念(G3)で行きます。

2歳馬がデビューしてから1か月以上がたちますが、今週からは重賞が始まります。

予想の前に思い出の2歳重賞を2戦振り返ります。



ハープスター/新潟2歳ステークス





桜花賞を四コーナー最後方から差し切った馬の重賞初制覇のレースです。

新潟競馬場の外回りコースは直線コースが非常に長い上に坂がないため、瞬発力のある馬が派手な勝ち方をすることがよくあります。この馬は結果的に本当に強かったわけですが、新潟で強く見えた馬が他の競馬場のレースに出るときには精査が必要です。

それを考えてもこの勝ち方は強すぎる、と衝撃を受けた記憶があります。2着以降の馬が追い比べをしている外から並ぶ間もなくかわす脚力はやはりバケモノです。

ちなみに2着馬はのちの皐月賞馬のイスラボニータです。世代レベルが高くなかったとはいえ、一線級の男馬相手にここまでのレースをした牝馬はなかなかいません



ビーチサンバ/アルテミスステークス





2着馬のビーチサンバのファンで、非常に強く印象に残っています。

当時高校生だった私は部室で一人イヤホンを装着してレースの実況をラジオで聞いていたのですが、残り100mほどまで先頭で勝てると思ったのに、最後に差し切られて一人で悶絶していました。笑

POGで指名していた馬だったのですが、この馬も見事な善戦マン(ウーマン?)でした。このレースを皮切りにPOG期間内で掲示板を外したのはオークスだけという堅実ぶりながら、勝ち鞍は新馬戦のみです。

最近はこの頃より1列くらい後ろで競馬をすることが多く、結果が出ていないのでこの頃を思い出して先行する競馬で結果を出してほしいと思っています。



ここまで2歳戦の話をしておいていうのもなんですが、2歳戦の予想は基本お勧めしません。笑

対戦したことのない馬同士の組み合わせが多くなるため、力関係の比較が難しいのが主な理由です。また精神的にも完成していない馬が多いため、強いと言われていた馬があら?という負け方をすることが多いのです(だから小さい子は嫌いなんです)



さあ、余談はここまでにして本題の予想に移りましょう。

以下印と考察です。



◎ベステンダンク

○ギルデッドミラー

▲エントシャイデン

△プリンスリターン

△ディメンシオン

△ケイアイノーテック



◎ベステンダンク






8歳馬ですが、今がキャリアの中で一番充実しているのではないでしょうか。

今年は8歳馬の調子がいい年で、クルーガーにパフォーマプロミス、ダートではウェスタールンドなど高齢馬でも重賞を勝てる時代になってきています。

好走している近二戦はともに2番手からの競馬で早めに前を追いかける展開でした。今回のメンバーでは逃げ馬はトロワゼトワルのみで、最内枠を引いたことですんなりと隊列を確定できそうです。阪神も6月から開催が続いていることで芝は全体的に痛みが出てきているということですが、先週まではまだまだ逃げも残っていましたから、特に脚質でマイナスをする必要はないと考えています。

また、この馬は右回りのレースにこだわって使われているようで、今年の阪神開催替わりはプラス要素です。

斤量についても見込まれた感はありますが、前走で58キロを克服していますから、この馬自身が1キロ軽くなることを考えれば問題はないでしょう。



○ギルデッドミラー





NHKマイルカップの3着馬がここを狙ってきました。

前走のそのレースは先頭と2番手が入れ替わるだけという淡白なレースでしたが、この馬は馬群を割ってくる勝負根性を見せていました。また、2走前でもやや重の馬場をすっと先行して前をとらえに行く器用さを見せており、馬群がごちゃつきそうな18頭立てのレースにおいてはこの2点は大きな強みです。

初の古馬との対戦ということで少し評価を下げていますが、3歳牝馬ということで4キロ分少なく設定されている斤量を味方にすれば勝ちまでありそうです。



▲のエントシャイデンは前走前残りの展開を差し切ったことと、少し力のいる馬場でのレースぶりがいいことを理由に単穴としました。トロワゼトワルがハイペースで逃げることのある馬なのでペースははっきりとしませんが、後ろを離す逃げをしなければ前走0.8秒の加速ラップに対応した瞬発力は生きてきそうです。



復調気配ながら舞台適正にやや疑問符がつく△ケイアイノーテック取り消し明け叩き二戦目で上昇が見込める△ディメンシオン、前走を除けば堅実でハンデに恵まれた△プリンスリターンまでが連下です。



来週から2週連続の遠征を控えているのですが、感染が再び拡大しているのが心配ですね。

早い終息を願うばかりです。



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