大注目のジャパンカップ、出馬表に潜むサインを探します。

前回は日向坂46公式ゲームの「ひなこい」についての記事でした。遊んだついでに軽い気持ちでブログを書いたのですが、気づけばgoogle等からの検索数流入が過去1番多い記事となっていました。笑 知り合いの乃木坂のファンがどんどんと流れていく日向坂の今の人気は伊達ではありませんでした。
それにしても、これは絶対たくさんの人に読まれるぞ!と思って後悔した記事がそれほど伸びず、軽い気持ちで流行に乗った記事が伸びるというのは書いている側として何ともつかみづらいものがありますね。

そんな前回に引き続き今回も世間の流行に乗っていきたい私が真っ先に思いついたのは今週末行われる「ジャパンカップ」についての話題です。これまで何度も書いてきましたが、このレースでは史上初となる芝GⅠ8勝を達成したアーモンドアイと今年誕生した牡牝の無敗三冠馬であるコントレイルデアリングタクトが激突します。しかも、アーモンドアイにとってはこのレースがラストランであるため最初で最後のドリームレースとなることもあり、私が競馬を見始めてから一番といっても良い盛り上がりを見せています。

このブログでは毎週土曜日に翌日のメインレース予想をしています。今週末もジャパンカップを予想する予定で、当然ながらそこでは過去の戦績や条件を中心にまじめに予想をします。
自分なりに各馬の好走要因を考えて予想を組み立てる… もちろんそれが楽しくて馬券を買えない年齢でも競馬を見ているわけですが、競馬の楽しみ方はそれだけではありません。今回はジャパンカップという場を借りてちょっとしたおふざけをしようと思います。

皆さんは「サイン予想」という予想をご存じでしょうか。普通の予想では戦績や血統、調教といった馬に関する何らかの情報をもとに予想するのですが、このサイン予想ではそんなものは一切使いません。
それらの代わりに使うのは馬名や馬番です。レースが行われる直前に起きたニュース、世間でのブーム、表彰式のプレゼンターなど、とにかくレースに関係する何かと馬名や馬番を強引に結びつけて勝ち馬を探すのがサイン予想です。

調べてみたところなんとWikipediaにこのことに関するページがあったので貼っておきます。




これは私も初めて知りましたが、サイン予想は「特定のものに主催者や競馬の神様がサインを出している」という発想の下行う予想なのだそうです。笑

お気づきの方も多いと思いますが、マジレスをするとサイン予想というのは予想でも何でもありません。暇を持て余した競馬ファンの遊戯です。笑
それでもこういう大レースの直前で頭の中が競馬のことでいっぱいになっている時、何気ない日常と週末のレースを結びつけて妄想するのはなかなかに楽しいものです。ここから素人のこじつけが始まりますが、これらを通して読んでくれた方のジャパンカップに対するワクワクが少しでも高まってくれればなによりです。

まずは最近の一番の関心事であるコロナウイルスについてです。コロナはカタカナでの表記ですが、これを数字に置き換えると「567」と書くことができます。
出馬表を確認すると5.デアリングタクト6.コントレイル7.ミッキースワローです。中心馬である2頭の三冠馬と今年GⅡ勝利と天皇賞春3着の実績を持つ一昨年の5着馬と言われると、なんだかこの3頭で決まりそうな気がしてきませんか…?笑 
デアリングタクトとコントレイルを1着2着にして、3着をミッキースワローに固定する3連単の馬券を買えば200円で万馬券を期待することもできそうですね。

ちなみに日本ではコロナと呼ばれているこのウイルス、世界的な正式名称は「COVID-19」と言います。サイン予想をするならこちらの名称にも数字が入っていることは見逃せませんね。
1番は最内枠を引いたことで穴人気が予想されるカレンブーケドール、9番は展開を左右する逃げ馬トーラスジェミニが入っています。カレンブーケドールは去年の実績から考えても十分勝ち負けでしょうし、トーラスジェミニはキャリア初の2400mが良いほうに転べばあわやのシーンがあるかもしれません。

続いては過去のこのレースからサインを拾ってみましょう。
過去のジャパンカップでも三冠馬同士の対決が行われたことがあるのです。


※JRA公式YouTubeチャンネルに公開されている動画です。

2012年の牝馬三冠馬であるジェンティルドンナと2011年の牡馬三冠馬であるオルフェーヴルが対決した2012年のジャパンカップです。前者はこのレースの後にドバイシーマクラシックなどGⅠ3勝、後者はこのレースの後に凱旋門賞2着や有馬記念優勝といった実績を残した紛うことなき名馬たちです。
このレースでそれぞれ3番人気と1番人気に推された2頭は道中それぞれの位置で折り合い、残り200mほどで逃げていたビートブラックを交わすとそこからは互いに一歩も譲らない叩き合いとなりました。結果はハナ差ジェンティルドンナの勝利で、2頭が死力を尽くした後世に語り継がれる名レースです。

このレースから3冠馬である2頭に注目しても良いのですが、それではあまりに芸がないと思ってしまうのがひねくれ者の私です。ここは馬名に注目してみましょう。
まずはジェンティルドンナから。普段普通に生活をしている人はなんだか聞き慣れない感じがすると思うのですが、それはこの馬名がイタリア語を使っているからです。ジェンティルドンナとはイタリア語で貴婦人の意味、母にイギリスGⅠ馬を持つこの馬にとってはぴったりの馬名ですね。
対するオルフェーヴル、こちらもあまり聞き慣れない感じがするのは馬名がフランス語で金細工師という意味の言葉だからです。少しでも格好いい名前を付けるために、馬名には世界中のいろいろな言語が使われていることが分かりますね。

イタリア、フランスと聞いて今回のメンバーでぱっと目に付くのは唯一の海外馬ウェイトゥパリスでしょう。フランスで行われたGⅠサンクルー大賞の勝ち馬であり、何より馬名は「パリへの道」です。これは何よりも強いサインが出ているかもしれません…笑
実績的にも当然今年GⅠを勝っていることは評価できますし、現役ラストランということもあり仕上げの面でも途上ということは考えにくいです。2年前の宝塚記念でワーザーが激走して以来の外国馬による台頭があり得るかもしれませんね。
他にもカレンブーケドールはフランス語の馬名(ブーケドール=黄金の花束)で、クレッシェンドラヴには一部イタリア語(クレッシェンド=音楽用語でだんだん強く)が含まれています。先ほどのコロナサインに加え、フランス語馬名(しかもオルフェーヴルとは金繋がりもアリ)のカレンブーケドールも非常に良さそうです。

昔は有馬記念が一年の最強馬を決める戦いというイメージがありましたが、スピード競馬の現代では時代にマッチしたジャパンカップに有力馬が集まるようになってきました。普通の予想に加えて、出馬表に潜むサイン予想という少し違った角度から競馬を見てみると世紀の最強馬決定戦を更に楽しめるのではないでしょうか。



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