先日冒頭でコロナと大学生活についての話をしたのですが、私の大学は後期もすべての授業がオンラインで行われることが確定しました。
内向的な生活である私にとってはあまり関係ないということは変わらないのですが、履修登録をする段階で大きな問題があることに気づきました。
それは昨年までの授業の評判が全くあてにならないという問題です。出席に関しては前期のほとんどの授業で確認することをあきらめていましたし、その分課題を多く出すことによって学生の取り組みを評価するということになり、多くの授業が画一的な方式で行われていました。楽単だけを受けるのが大学生のあるべき姿ではないと神様からお灸をすえられている気分ですが、遊びに明け暮れる大学生活を夢見て受験生時代を過ごしていただけに辛いものがあります。
後期の授業が開始することにおびえながら生活している私ですが、この夏休みは8月初めのディズニーに始まり、地元への帰省、オサカナラストライブと3密を避けながらもしっかりと楽しむことができたように思います。
そしてその最後を飾るのがヲタク友達との伊勢旅行です。このブログが上がる当日、私は旅行の最終日を満喫していることでしょう。
出費が続く中で助かっているのが今話題の「go to トラベルキャンペーン」です。
始まってすぐにコロナの第2波が押し寄せてしまったこともあり何かと政府批判に使われることも多かったこのキャンペーンです。とはいえ感染が広がり始めた時とはすべての人のエチケットに対する意識が大きく変わった現状、感染予防に努めることを大前提に利用しないのはあまりにもったいないと思います。
これからこのキャンペーンについて少し紹介しますが、執行予算が無くなった時点で終了されると明記されている期限付きのキャンペーンですから早めに活用することをお勧めします。
「go to トラベルキャンペーン」はもともとコロナ禍で収入が減少し大きなダメージを受けた第三次産業を救済するために立ち上げられた「go to キャンペーン」というキャンペーンの中の一つでした。他にも「go to イベントキャンペーン」や「go to イートキャンペーン」などがありますが、感染拡大が止まらない現状を鑑みてまだ開始されていないことやもともとの予算の違いなどを見ると「go to トラベルキャンペーン」がこのキャンペーンのメインといえるでしょう。
この「go to トラベルキャンペーン」、内容を簡潔に言えば国内旅行をする日本人の宿代や食事代の半額を割引・返還するというものです。割引する半額の内7割つまり旅行代金全体の35%は旅行代金自体が減額され、残りの3割つまり15%は旅行先で使えるクーポンが支給されます(ただし15%の割引クーポンが支給されるのは10月1日以降の旅行です)。
特筆すべきは割引の上限が一日2万円と高額である上、何泊しても割引されるという2点です。1日4万円までは半額の割引を受けられると考えればかなり豪華な旅行も可能です。
また、8月いっぱいまでの旅行では旅行代の返還を受けるために旅行が終わった後に旅行をしたことの証明を郵送するなどの面倒くさい作業を強いられていたのですが、9月以降の旅行では参加事業者登録を受けた事業者から旅行を申し込めば申し込み時点で割引が適用されることになりました。要するにより楽に割引が受けられるようになったということですね。
私も現代の政治に興味を持たない若者の例に漏れず日常生活において政治的な発言の多い人とはあまりかかわりたくないと思ってしまう人間で、このキャンペーンはそういう人たちの槍玉に挙がっているような感じがして何となく耳を背けていたようです。
話題にはなっているけどイマイチ理解できていないことは世の中に多くありますが、この「go to トラベルキャンペーン」を見ると世の中の動きにある程度敏感になっておくべきだなと思います。時間はあるけど金はないでおなじみの大学生が旅行に1日2万円も支給してもらえるとなればやはり背に腹は代えられません。笑
個人的な話ですが、乃木坂のライブや琴子さんが出演する舞台を見ることが主たる目的でそのついでに観光をするという旅行ではなく今回のようなシンプルな観光目的の旅行に行くのが本当に久しぶりなんですよね。家族旅行は小学6年生を最後にしていないですし、中高の間は日常が忙しすぎて旅行に出かけようなどという考えが思い浮かびませんでした。笑
旅行をしていないということで観光についての情報を調べることもしばらくなかったのですが、今回の旅行に際して久々に地域の観光情報を掲載したサイトを調べました。
この数年でめちゃくちゃ洗練されてない?というのが素直な感想でした。
伊勢観光の概要からモデルコース、宿泊施設の紹介までこのサイトを見ておけば伊勢の観光は大丈夫と言える内容にインターネット黎明期の6年以上前から時が止まっていた少年は驚いています。笑
今年こそコロナで訪日外国人の数は激減していますが、昨年までの数年間はかなりの勢いで伸びを見せていましたから、わかりやすいホームページを設定して多くの観光客を呼び込むことは必須の時代になっているのでしょう。
以上、税金の恩恵を受けての割引旅行を楽しんでいる大学生でした。
利用できるものは利用して賢く楽しみたいですね。