お久しぶりです。といってもブログを投稿するのは10日ぶりなのですが、ここ最近は週3日と定期的に更新していたので自分にとっては非常に長く感じました。肝心の試験の方は微妙な仕上がりでしたが、過去のことを後悔しても仕方ありませんから切り替えてきょうから投稿ペースを戻していきます。
基本的にはこの1週間試験に向けて勉強していたのですが、ブログについても何もしていなかったわけではありません。検索ページからの流入を増やすためのSEOや、見やすいブログの作成について調べていました。
その第一弾として今日は見出しを使ってみようと思っています。自分のことについてだらだらと書きたいときにはこれまでのような形式を用い、何かをわかりやすく紹介したいときには見出しを活用するという風な使い分けができればと思っています。
今回の話題は「tipToe.」というアイドルユニットの紹介でした。前々回の記事の続きになりますので、まだ見ていない方は是非チェックしてみてください。
アイドルユニット「tipToe.」について
1.「tipToe.」の概要
2.「tipToe.」の特徴
3.「tipToe.」の楽曲
4.まとめ
Contents
「tipToe.」の概要
ユニット名:tipToe.(ティップトウ)
活動時期:2016年7月~2020年1月、2020年9月~
コンセプト:みんなで青春しませんか?
メンバー:(写真左から)悠木うた、宮園ゆうか、日野あみ、未波あいり
ユニット名はつま先立ちを意味する英語が用いられていて、「少しだけ背伸びして、今よりも高い所に届くように」という意味が込められています。とにかくコンセプトに忠実なユニットで、この後紹介する曲もどこにでもいる普通の女の子が一人前のアイドルへと成長していく過程を見届けていくようなものが多くなっています。
今年の1月~9月にかけて活動を休止していた期間がありますが、これは半ば計画的に行われたものです。普通のグループでは考えにくい計画的に活動を休止するということがどうして起きるのか、それはこのユニット最大の特徴が大きく関係しています。
「tipToe.」の特徴
このユニット最大の特徴は「各メンバーはユニットに最大3年までしか在籍できない」ということです。
公式ホームページでも「限られた時間をメンバーそれぞれが精一杯全力で駆け抜けていきます。」と説明されているように、多くのグループではメンバー自身が決めるアイドルとしてのリミットが「tipToe.」ではデビュー時から3年と決められているわけです。
先ほど説明した空白期間は活動開始から約3年を迎え、第一期メンバーのほとんどが卒業のタイミングを迎えたことからできたものです。したがって第一期の途中から活動を開始した唯一の継続メンバーである日野あみちゃん以外の3人は、第二期の活動が開始した今年9月からの新メンバーということです。コロナウイルスの影響を受けて本来よりも活動開始が遅くなったようですが、応援し始めるなら第二期の活動が始まって間もない今が良いタイミングではないでしょうか。
「tipToe.」の楽曲
ここまで基本情報やコンセプトを紹介してきましたが、強くその色を反映している楽曲について紹介していきます。
- 特別じゃない私の物語
第一期メンバー決定後初めて作られた楽曲です。私が初めて聴いたのもこの曲でしたが、今でも一番好きな曲です。
「特別な誰かを見ては空想をいつも描いてた」、「どこかで起きるようなニュースもスマートフォンの先の出来事」、「ステージでライトを浴びるあなたのようにと夢を見た」等々、歌詞の中には世間の出来事とは無縁などこにでもいる少女が描かれています。
そんな子が自分に対して「もしも私が歌うなら君はそこで聞いてくれる?」と問いかけてくるわけです。もしも自分が突然そんなことを言われたら、ドキッとしてそれまで何でもなかった普通の子が突然特別な人に見えだしそうな気がします。サビの最初の言葉は口調こそ穏やかですが、これまでありそうでなかった、聞く人の心を一発でグッとつかむキラーワードだと思っています。
初めての楽曲ということもあり歌声などは非常に不安定ですが、それが言葉では説明しがたい中毒性を生み出しています。特にサビの「思いを全部伝えよう」の部分は最初聴いた時から気になって仕方ありませんでした。
どこにでもいる女の子が、3年間という限られた時間をどう駆け抜けるのかという期待が膨らむ1曲です。
- 特別じゃない私たちの物語
第一期の活動終盤に制作された20曲目の楽曲です。先ほど紹介した「特別じゃない私の物語」が私たちに変わっただけなのですが、ちょっと違いで大違いの曲です。
先に背景を説明しておくと、この曲が発表されるまでの間2枚のフルアルバム、3枚のシングルを発売、2018年2019年には活動開始からわずか2年(3年)で日本の2大アイドルフェスであるTIFと@JAMに出演と精力的に活動をしていました。ルックスが垢抜けているのは先ほどのMVと見比べれば明らかですが、アイドルとしての内面も一回りも二回りも大きくなっていることは間違いありません。
そんな背景を持って生まれたのがこの曲です。直接的な表現ではありませんが、激動のアイドル活動を振り返ってその時の様々な気持ちを青い春、すなわち青春なのだろうかと考えています。そして、アイドルとしての一歩を踏み出し始めた時には言えなかった気持ちが生まれてきたのです。
個人的には応援してくれたファンに対しての曲であると同時に、今後自分たちと同じ道を歩むことになる第二期メンバーに向けた曲でもあるのかなと想像しています。シンデレラストーリーを駆け上がってきた彼女たちが歌うラストのサビは力強いメッセージ性を感じます。
それにしてもこの曲に関しても初めて聴いた時から良い歌詞を書くなと感動しっぱなしです。決して泣かせるタイプのメロディーではありませんが、もしも自分が最初から応援していたら号泣間違いなしだと思います。
- 春の風速、帳が揺れて
前回の終わりで紹介した曲で、第二期メンバーが初めて参加したMVとなっています。アイドル歴が浅い人特有の初々しさはやはり狙って出せるものではないのですね。
今はまだ蕾の自分が、いつかは憧れの人に気づいてもらえるかな、というこれまた最初の曲にふさわしい内容ですね。つま先立ちで少し背伸びをしたその先にどのような未来が見えるのか、曲調こそ違いますが「特別じゃない私の物語」同様これからの展望が楽しみになる楽曲です。
まとめ
ここまで「tipToe.」について紹介してきました。
実はこのブログを書いている途中で悠木うたちゃんが12月12日で脱退することが発表されました。活動休止期間でこのユニットを知った私にとっては残念ですが、それだけアイドルは多忙な仕事だということですね。
個人的にそれに対しての日野あみちゃんのツイートが印象に残ったので紹介します。
「3年間」という期間が決まっているからこそ、自分でゴールを決める決断は簡単ではありません。
メンバーだからこそ、応援しているからこそ、責任をもって悠木うたちゃんを幸せにしたいです。笑顔でみんなで見送りたいです。どうかよろしくお願いします。— 日野あみ(tipToe.) (@ami_tiptoe) November 15, 2020
アイドルの有限性という部分にフォーカスしているグループのメンバーだからこそ言える言葉だなぁと思いました。
限られた時間の中で誰かにとって特別な人間になることの難しさを乗り越え、本当の意味でアイドルになるための壁を超えようとする姿がファンの心を掴んでいるのでしょう。