近くにいるに越したことはありません。(今週の予想:ユニコーンステークス)

今週は乃木坂46が46時間TVと銘打ってインターネットテレビで生放送を行っています。

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私もヲタク仲間とそれを見ながら徹夜するという不健全ながらも楽しい時間を過ごせました。
今回のテーマは「はなれてたって、ぼくらはいっしょ!」だそうです。要するにコロナ対策をしっかりやってるよ!ということですね。
メンバー一人一人の工夫された企画は見ていて楽しいですが、それに伴った不手際が目立つのが少し残念です。また、タイムラグで微妙な空気が生まれることが多く、間を生かした掛け合いが大切なんだなと思いました。

話は大きく変わりますが、毎週末ブログでは重賞1レースについて考察したいと思います。
今週はユニコーンステークス(G3)で行きます。
500万下を勝ち上がった馬での抽選が行われており、メンバーレベルは高いとみています。
馬場状態は6月20日時点で重で、ある程度スピード勝負が予想されます。

以下、印と考察です。
◎デュードヴァン
○カフェファラオ
▲サンダーブリッツ
△レッチェバロック
△タガノビューティ

◎デュードヴァン




オープンの青竜ステークスの勝ち馬です。またダート競争ではすべて東京マイルで3戦無敗の成績を残しています。
この馬のストロングポイントはレースの展開に左右されないことでしょう。前走は1000m通過が59秒2というハイペースのレースになり、さすがにテンでやや手綱をしごいているように見えましたが、それでも好位にすっとつけました。一度は外から強襲したダノンファストが完全に前に出たように見えましたが、ショウナンナデシコの間を割って差し返して首差先着しました。ハイペースらしく2,3,5着は4コーナー二桁順位の馬が占めていることからも能力の高さ、東京ダート1600mの適性の高さがうかがえます。
また、新馬と500万条件ではそれぞれ青竜ステークスとは全く違う今回予想されるような馬場で兵庫チャンピオンシップ首差2着のダノンファラオを完封しており、この二戦も青竜ステークスと同等に高く評価できます。
このコースにおいて内枠は実は成績がよくありませんが、馬の操作性という意味で他の人気二頭を上回っていますし、並んでの追い比べに持ち込めば勝負根性ではこの馬が一番でしょう。

○カフェファラオ



リステッド競争ヒヤシンスステークスの勝ち馬で無敗馬です。
デビュー戦は逃げて2着のバーナードループに10馬身の差をつけて圧勝、ちなみにこのバーナードループは上記の兵庫チャンピオンシップでカフェファラオを下し優勝した馬です。また、ヒヤシンスステークスではゲートで大きく出遅れたにもかかわらず、スローペースの展開を馬なりでするすると中段まで上がり、早め先頭からタガノビューティーを1馬身4分の1離しての完勝でした。タガノビューティーとの着差ではデュードヴァンと大差がありませんが、道中の順調度を考えると地力最上位はこの馬でしょう。また、新馬戦を見るに本来は前目につけて速い流れを作り、他の馬をバテさせる競馬をしたいでしょうから、先行馬の多いここでは展開的に利がありそうです。
ただし心配点は経験値の少なさでしょうか。新馬、ヒヤシンスステークスともに極端な競馬をしておりメンバーレベルがかなり上がるここで同じような競馬をしても勝負になるかは微妙です。特に前走のヒヤシンスステークスでは序盤かなり出遅れました。ゲートが遅いこと自体はそう問題ではないですが、芝の部分でダッシュが全くついていないことが気になります。大外16番枠を引いて芝で走る部分が長いことで、ゲートを出ても位置取りが後ろになる可能性が高く、その点が大きなマイナスです。

▲サンダーブリッツ



1000万条件の馬ではこの馬が注目です。上記で紹介したオープン競争二戦はさすがにレベルが高いですが、この馬が勝った500万条件はこのクラスとしては高いレベルのメンバーが集まりました。時計面で優秀で、良馬場で1分37秒ジャストなら重の時計勝負でもある程度は戦えるでしょう。また、結果の出なかった3レースはゲートが遅いわけではないのですがダッシュがつかず後方からの競馬となりましたが、前走横山典弘騎手に乗りかわってのレースではそれまでのレースよりもハイペースであったにもかかわらず先団につけることができ、最後まで長く脚を使いました。前につけられた原因ははっきりしませんが、コース・騎手など前走から変わらない条件が多く、ここでも期待できそうです。
ただし、呉竹賞で完敗したセランは、プラタナス賞でタガノビューティにこれまた完敗しており、単純に力不足の可能性もあります。

△レッチェバロック
こちらも2戦2勝の馬で、どちらも1秒以上の差をつけて圧勝しています。前走は2ハロン目10秒7で逃げた実績があり、ワンペースでスピードを生かす競馬は得意でしょう。ただし、この馬は1600mへの△タガノビューティー
今回の力の比較で何度も登場した馬ですね。朝日杯4着と芝での実績もあり、末脚は堅実です。ただし、ダートに戻ったここ2戦のオープンではやや力不足の感は否めません。経験の少ないカフェファラオ、レッチェバロックがこけたときに2.3着には突っ込んできそうです。

個人的には圧勝続きの無敗馬が多い中、サンダーブリッツがどこまでやれるか注目ですね。



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