秋華賞トライアルとしての価値が問われる時期です。(今週の予想:ローズステークス)

絢音ちゃんの写真集発売に続き私のテンションを上げてくれるニュースが入ってきました。



先日紹介した福本莉子ちゃんの地上波ドラマ初主演が決定したとのことです。
今後の出演作品に注目していきたいとは言っていましたが正直こんなに早く主演が決まるとは思っていませんでした、恐るべき勢いです。
その時紹介した映画ではおとなしい女の子を演じていた莉子ちゃんでしたが、今回はギャル役ということで本人によると今までで一番明るい髪色にしたそうです。すでに映像研のドラマで役によって全く別人に見えるという本物の女優の凄さを見せつけられていて、今回の役ではどのような莉子ちゃんが見られるのか今から楽しみでなりません。

ドラマ自体は脱出ゲームとドラマのコラボという異色の作品で、新たなジャンルのパイオニアになりそうな雰囲気がします。
視聴者参加型の番組でもあり、アプリを使って回答を入力する場面があるということですが、テレビ東京が映らない場所に住んでいる私には関係のない話です…泣
テレビ自体を久しく見ていない私にとってはそんな高度な話の前にそもそもどうやって東京の番組を関西で視聴するかということから考えなければなりませんね。

ちなみに先ほど軽く触れた映像研の映画の公開日も来週金曜日まで迫っています。
映画を見る際にここまで事前に準備したのは初めてなので、単純に莉子ちゃんの演技を見に行くだけでなく、見終わった後映画全体にどのような感想を持つのかということも興味深いです。

さあ、軽く駄話を挟んだところで競馬の話に移ります。
先週のセントウルステークスで本命にしたトウショウピストは自分の想定では12,13番人気位になるかと思っていたのですが、最終的にはブービー人気174倍もついていたということで驚きました。
結果として4コーナーで2桁の位置にいた馬は掲示板に入れなかったということを考えると先行馬の中から本命を考えていったというのは正解でしたが、まったく伸びがなかったということはさすがに年齢的な衰えもあったのかもしれません。スタートはしっかり出て馬なりで好位につけているように見えましたが、前半3ハロン33.0秒というペースがもう少し遅ければもう一列前で競馬できているようにも感じました。開幕週と最終週という違いはあるにしてもモズスーパーフレアの参戦でハイペース必至といわれていた昨年の高松宮記念が3ハロン33.2秒であったことを考えると今回のペースはかなり速かったようです、実際に1.2番手を走っていたセイウンコウセイとラブカンプーは馬群に沈んでいます。

今週も中京競馬場で行われるローズステークス(GⅡ)を予想します。
秋華賞の最重要トライアルとして長年行われているレースですね。ただ、近年は少しでも夏季放牧の期間を延ばすために秋華賞に直行する馬や数年前に重賞に昇格したもう一つのトライアル紫苑ステークスを使う馬も増えていて、一時期に比べると盛り上がりに欠ける印象です。実際今年のオークスで優勝したデアリングタクトと2着のウインマリリンは秋華賞に直行、3着のウインマイティーは先週行われた紫苑ステークスに出走しています。先週も書いたようにGⅠへの前哨戦が続くこの時期の競馬が好きな私にとっては少し寂しい話です。

例年は阪神外回り1800mというワンターンの条件で行われるこのレース、今年は中京芝2000mというコーナー4つの条件で行われるため過去のデータはあまり参考にならなそうです。
また、秋華賞が行われる京都内回り芝2000mとも直線の長さや坂の有無などに大きな違いがあるため秋華賞の予想を行う際もこのレースの扱いには注意が必要になりそうです。

参考レース1:桜花賞



参考レース2:オークス

※どちらもJRA公式YouTubeチャンネルに公開されている動画です。

それでは以下印と考察です。

今週の予想:ローズステークス
◎フィオリキアリ
○フアナ
▲クラヴァシュドール
△デゼル
△セウラサーリ
△シャレード


◎フィオリキアリ
アネモネステークス2着で桜花賞に滑り込み、オークスは抽選突破で出走にこぎつけた馬です。オークス後は8月の小倉で自己条件の2勝クラスを勝ち上がりこのレースに出走してきました。
桜花賞までは追い込み一辺倒のイメージがあったこの馬ですが、一気の距離延長となったオークスでは先行する競馬をしました。さすがにこの時は相手も強い上に2400mという距離も相まって大敗しましたが、続く前走の自己条件の競馬でその成果を発揮し自在性を見せつけました。そのレースは一頭だけ離し逃げをする展開を2番手から追いかけて最後は後ろに1馬身半の差をつける好内容で、着差以上に余裕がありました。
今回のメンバーで逃げが予想される3頭の内2頭が8枠に入り、今回も快勝した前走と似たような展開になる可能性は十分にあります。もともと脚力には定評のある馬ですから、距離実績と自在性を手に入れたここなら勝負になると思います。

○フアナ
オークストライアルのフローラステークスで僅差の3着、その後8月の小倉で自己条件の1勝クラスを勝ち上がってきた馬です。
この馬の特筆すべきレースは何といっても前々走のフローラステークスでしょう。強風が吹き荒れダートコースから砂が飛んでくるというコンディションの中で上位に来た3頭は精神力の面で評価できますし、その中でも上位2頭が先団から抜け出す得意の形で競馬をしたところに1頭だけ外から飛んできた末脚は最も評価できます。
収得賞金900万の馬がルメールを手配してきたということでこの馬体面の成長もありましたからここでの上昇は間違いないと思います。

▲クラヴァシュドール
阪神JF2着、桜花賞4着と実績面最上位の馬です。
ただ、2400mへの距離延長だった前走で初めての大敗を喫しているのが不安材料です。先行勢の中でも前述のウインの2頭はしっかりと粘っていますし、距離が原因だったことも考えられます。
先週マルターズディオサが紫苑ステークスを優勝したようにここまでは春の実績馬有利というのが3歳牝馬の傾向ですから、ここで立て直せるかが見ものです。

以下馬体重がどこまで戻ってくるかがカギになる爆発的な末脚を持つスイートピーステークス勝ち馬△デゼル、2000mのペースに折り合い不安も前走の勝ち方が強かった△セウラサーリ左回りに良績集中でここを狙ってきた△シャレードまでが連下です。

シャレードは昨年のPOG指名馬で個人的に応援しています。全く期待していなかったフローラステークスであわや掲示板という走りを見せてくれたのが記憶に新しいです。
ダイワメジャー産駒はマイルより長い距離になると重賞成績が落ちることが気がかりですが、地力でデータを覆してくれる瞬間を見たいものです。



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