トップギアをきっかけに佐々木琴子さんは次のステージに駆け上がります。

決して多趣味な人間でない私は自分の推しに良いことがあれば機嫌が良くなり、良くないことがあれば機嫌が悪くなってしまうというくらいには生活をアイドルに支配されています。
私の推しといえばここ2年ほど佐々木琴子さんとsora tob sakanaという二大巨頭でした。しかし何度も言ってきたように前者は今年3月に卒業、後者はつい先日解散ということで現在の私はヲタクとして何のやる気の起こらない無気力人間になってしまっています。

そんな中、毎週の唯一の楽しみとなっていたのが文化放送で放送されている琴子さんのレギュラーラジオ「佐々木琴子のトップギア」でした。



「トップギア」というのは自動車などのエンジンの変速機が最大出力を出せる状態のことです。この番組は琴子さんが趣味であるアニメの話を文字通り「トップギア」で語りつくしていくというものです。
まだ琴子さんが乃木坂に在籍していたころに「乃木坂工事中」で普段のテンションはローかセカンドであると話していたように、基本的には落ち着いた雰囲気を醸し出している人がひとたびこの番組に出ると早口で自分の好きなことについて話すというギャップが素晴らしく魅力的でした。

また、ラジオのパーソナリティをするというのは琴子さんの長年の夢でもありました。




これは約二年前の記事ですが、このインタビューでも述べられているように私が初めて琴子さんを知った当時からラジオ出演は夢であると話していました。
このような背景からレギュラーラジオが決まったときはそれだけでもファンとして嬉しかったですし、さらにその内容が琴子さんの好きなアニメに関することであることが分かったときは天にも昇る気持ちでした。

受験生だった去年もオサカナのラジオと琴子さんのトップギアだけは毎週欠かさず聞いていたくらい日々の楽しみになっていたのですが、9月の放送をもって番組が終了することになりました。泣
今月大事を控えていた私は愚かなことに9月改編期の存在に気づいておらず、今回の番組終了は青天の霹靂でした。まさに泣きっ面に蜂です。
TwitterのFFさんからは番組リニューアルなどに期待する声も多くありましたが、今の意気消沈している私にはそんなことを期待する元気は正直ありません。オサカナが解散する瞬間をひたすら怯えながら待っていた今月上旬のデジャヴを見ているようです。

琴子さんが卒業の時、「あと半年から1年くらいは芸能活動を続けると思う」と言っていたのも個人的には引っかかっています。トップギアの終了とともに芸能界を引退してしまうのではないかという心配があるのです。
一人喋りという決して誰にでもできるわけではない仕事を1年半も続けることができたのはひとえに琴子さん自身の魅力のおかげでしょう。芸能界に残りさえすれば、一度このような仕事をしたことのある人に同様の仕事を任せたいと思ってくれる業界人もいるはずです。幸いアパレルメーカーとのコラボパーカーの発売という新たな仕事が今月になって入ってきましたから、この心配が杞憂に終わって琴子さんが次のステージへ進んでくれることを願っています。

ここまで書いてきたように辛いニュース続きだった私の耳に先日久しぶりにうれしいニュースが入ってきました。



乃木坂の2期生であり、琴子さんとダブル主演で舞台に出演したこともある鈴木絢音ちゃんの写真集発売です。上に貼ったインタビューはその舞台出演に際して行われたものでした。

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自慢になってしまうのが申し訳ないですが、私は運良くこの舞台を最前列で見ることができました。
舞台の演出で絢音ちゃんがゼロ距離まで近づいてくる場面があったときには、彼女のあまりの可憐さに体がガッチガチに固まってしまいました。笑 舞台の役に入り込んだ様子を近くから眺めるのは自然体の様子が見られる握手会とはまた違った良さがありますね。
また、曲は一番有名な「ようこそジャパリパークへ」しか知らなかったのですが、推しが歌う曲はどんな曲でもすっと体になじんでくるようでした。絢音ちゃんは色んな舞台に出演していますし、コロナが明けた暁には舞台を見に行くのもアリだなと思います。

少し話がそれてしまいましたが、絢音ちゃんの魅力を一つ上げるとするなら随所に感じる育ちの良さでしょうか。
ライブなどでのお辞儀が深さであるとか、ブログでの言葉遣いの丁寧さ、多方面にわたる知識の豊富さなど彼女にはしっかりとした教育を受けて育ってきたことが伺える上品さがあります。2期生という立場ではありながら、清楚さを売りにしてきた初期の乃木坂を体現しているメンバーだと思います。

琴子さんを知ったきっかけの曲である「ボーダー」の歌唱メンバーの一人であり、琴子さんと一緒に長年応援してきた絢音ちゃんが写真集を発売するのはこの上ない喜びです。今まで写真集というジャンルにはあまり興味がなかった私も今回ばかりは購入せざるを得ません。すでに一冊と言わず、何冊買おうかと考えているあたり推しの力というのは偉大です。笑
水着の写真などを見るのは気恥ずかしいような気もしますが、絢音ちゃんが新たなことに挑戦することを応援したい気持ちのほうが大きいですね。

「推しは推せるときに推せ」という言葉がありますが、この言葉が体に染みまくる最近です。
オサカナの最後は悔いなく見届けることができましたから、次の当面の目標は絢音ちゃんの写真集ということになりそうです。
あとは琴子さんのことを少しでも長く応援できることを願って、残り2回の放送を待ちたいと思います。



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