大人数アイドルグループの限界が見えた今がアイドル界の変革期です。(今週の予想:ラジオNIKKEI賞)

今回のメインは3回目のアイドルの世代交代についてのお話です。
本当は長いので競馬予想とは別の回にしようかとも思ったのですが、ちょっと先延ばしになりすぎるので今回は欲張りセットの2本立てということで。笑
今回の話もかなり私情と偏見を含みますのでご注意を。

その時は2期生の存在は乃木坂の世代交代と切っても切り離せないと書いたのですが、正確には切っても切り離せない「はず」だったのです。
この「はず」の意味は、お察しの通りこのグループの運営は2期生をグループから切り離してしまったわけです。

2期生が乃木坂46に加入したのは2013年5月のことでした。そして加入後に7thシングル「バレッタ」が発売されます。



この曲で2期生の堀未央奈が加入僅か数か月でセンターを務めることになります。
この曲、一般的な知名度は近年の作品と比べればそれほど高くありません(もちろん並のアイドルと比べれば圧倒的ですが)。
要するにグループ全体のブランドが確立されていない状態で新しいメンバーが入ってきて、しかもいきなりセンターをするという状態になったわけです。この時点で表題曲のセンターを経験しているのは1期生でも生駒里奈、白石麻衣の2名だけです。
こうなってしまうと1期生の心中が穏やかでないのは、致し方のないことです。

ちなみに3期生が加入したのは2016年12月です。
この頃には深川麻衣、橋本奈々未といった主要メンバーが徐々に卒業して徐々に世代交代の声が高まっていきました。
また、この数か月後には「インフルエンサー」という初のミリオンを達成した現在の代表曲が発売されます。



つまりグループ全体のブランドが確立され、1期生が自らの立ち位置をようやく確保できた瞬間でした。2期生の加入時に比べて新たなメンバーが加入することに対する心の準備がしっかりとできていたわけです。

個人的にはそれでも2期生の加入が時期尚早だったとは思っていません。
世代交代が叫ばれるようになってからメンバーを集めたのでは遅すぎますし、アンダーメンバーとして研鑽を積んでからグループの顔として活動するほうがクオリティも高まるからです。
だから、当然のように次は2期生に順番が回ってくるものだと思っていました…

運営の判断は2期生の切り離しでした。
結局8枚目シングル以降選抜を経験するメンバーはぽつぽつと現れますが、徐々に減っていき最終的には13枚目で0になりました。
その後卒業する1期生が増えたことで徐々に1期生以外の選抜の数は増えていきましたが、その枠の多くは3期生に奪われていきました。事実、あさひなぐに出演したメンバーが選抜された特殊な19枚目シングルを除くと、それ以降の選抜人数は常に3期生が上回っています。

3期生の活躍をとやかくいうつもりはありませんし、そんな権利も私にはありません。
それでも、いち2期生ファンとして、「選抜される人とされない人は何か違うの?」という疑問はその時から今まで消えたことはありません。

それでももしかしたら、という希望は常に抱いていました。
しかし、伊藤かりんがとうとう選抜経験のないまま2019年の5月に卒業、そして琴子さんも選抜経験のないままに今年の3月で卒業していったわけです。
一度も目立つ位置に立たせることなく卒業させた運営の損失は計り知れません

これだけの人数を全員のファンにとって不満の内容に運営していくことは現実問題厳しいですし、そんなことをしていたら2回目でも言及したようなカオスなグループになってしまいます。
それでも切り捨てたメンバーにもファンは確実にいますし、そのファンは確実にグループ全体への興味が失せていきます。いやそこまでは言い切れないかもしれませんが、少なくとも私はかなり失せました。

そうなってくるとこのようなグループの構造自体に無理があるのでは、と私は考えます。
そう、3回続けてきたこの話題の結論は「大人数アイドルグループの限界」です。
ここ十年ほど大人数のアイドルグループが業界全体をけん引してきたことは紛れもない事実ですが、この構造の限界に気づいた人たちによって少しづつその勢力図は変わっていくのではないか、と
ただの一オタクは考察しているわけです。笑

それでも乃木坂の2期生がこのような形でこの業界に出てきてくれたのは何かの縁ですし、1人残らず消えるまでは細々と応援していこうと思います。
とりあえず、琴子さんに直接会えるイベントをよろしくお願いします。笑


さあ、話は大きく変わって今週のお競馬の話題で行きましょう。
今週の予想はラジオNIKKEI賞(G3)で行きます。
ラジオNIKKEIはラジオ局の中で一番よく聞くので語りたいことはたくさんあるのですが、今日は前半の内容がかなり多いので止めておきますし、予想も動画なしのシンプルなものでご勘弁ください。
以下印と本命馬の理由です。

◎パンサラッサ
○ルリアン
▲アルサトワ
△サクラトゥジュール

本命はパンサラッサにしました。
前走で2勝目を挙げましたが、良馬場での勝利は初でした。一勝目は極悪の馬場で2着馬に2秒以上の差をつける圧勝で、前走も3着馬には1.6秒の差をつける強い内容でした。また前走は古馬との混合戦でしたが、上位は3歳馬が独占しており斤量の利を生かしての勝ちというわけでもありません。
この2走を見るにこの馬の強みは=”font-size: 125%; color: rgb(255, 0, 0);”>ハイペースで飛ばして全馬バテた時の粘りでしょう。前走の競馬もラスト3ハロンのラップタイムは減速する一方で後続の脚がたまっていなかったことがわかります。もちろん一勝目のレースを見るに週末の雨予想はこの馬にとってプラスではありますが、今回の先行馬過多のメンバー構成が一番の心強い点です。しっかりと先手を取ってハイペースに持ち込み、あとは逃げ有利の福島1800mというコースに身を任せれば勝てると思います。
懸念点としてはゲート、二の脚ともに非常に早い馬なので外枠は距離をロスする分普通に不利になってしまう点でしょうか。前述した1勝目のレースでは2番手でも折り合いはついているように見えたので大丈夫だとは思いますが、あのレースは何せ特殊な馬場でしたから普通に先手を取れることが一番です。

長くなりましたが以上になります。
来週以降は競馬予想の回は競馬をメインに書こうと思います。







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