昨日はイコラブ全国ツアーの広島公演に参加してきました。相変わらず声は出せませんが、愛しのメンバーがステージで歌って踊る姿を見るだけで心は弾むものです。新曲たちも回数を重ねるごとに自信を持って披露していることが伝わってきて、その成長力がとても頼もしいです。
昨日の疲れも残って眠たいし、今日は競馬をお休みしたい気分ですが今週ばかりはそうも行きません。今日は3歳馬の頂点を決める競馬の祭典である東京優駿(GⅠ)が行われるからです。どんなに疲れていても予想がしたい、レースが見たいと思える特別な1日が今年もやってきました。
今回はさっそく印と考察に行きましょう。
◎グレートマジシャン
まずは展開についてですが、大外を引いたバスラットレオンが逃げ宣言をしています。この馬は早逃げをするタイプではありませんし、内から突きそうな馬もいませんから例年通りの道中息が入るペースになりそうです。持久力勝負になり内側を通った馬で決着した皐月賞とは違った様相になりそうです。
馬場については超高速というほどではありませんが、平均的な良馬場よりは時計が出そうです。1勝クラスで2分24秒を切っていることを考えれば2分23秒フラットくらいの決着になるでしょうか。また、内外の差という点では外差しの傾向が顕著です。とはいえペースによっては前で残る馬もいますから、全頭力を出せる良い条件と言えます。
それらを踏まえて今年の本命はグレートマジシャンです。注目したいのは2戦目セントポーリア賞です。開幕前半に行われるこのレース、典型的な加速ラップの瞬発力勝負になりました。ここにも出走してきたバジオウにとって2番手から抜け出す勝ちパターンでしたが、それを軽くかわして突き放したのがこの馬でした。ラスト4ハロンを加速し続け上がりを33.9秒でまとめたこの内容は非常に強いと思います。
相手になる皐月賞馬は強いですが、今日の馬場バイアスを考えれば皐月賞馬より1列後ろの外で運べるこの馬に追い風が吹いているように思います。これがG1初挑戦の宮田厩舎、騎手だけでなく調教師にも世代交代の風は吹いているのかもしれません。
◯エフフォーリア
言わずと知れた無敗の皐月賞馬です。
前走皐月賞はそれまでの3戦とは全く違う持久戦となりました。内を回って完璧な形で前を捌いたとはいえ、あれだけの着差をつけた要因はこの馬の地力以外の何者でもありません。東京での2戦も素晴らしいパフォーマンスを見せていますし、大崩れしている姿は想像できません。
あとは人気馬にとっては難しさもある最内枠を横山武史騎手がどこまでうまく乗れるかでしょう。本命こそ他の馬に打ちましたが、『武豊の歴史を超えろ』という意味の名前を背負った彼が戦後最年少のダービージョッキーになる可能性は十分ありそうです。
▲アドマイヤハダル、△サトノレイナス、△シャフリヤール、△バジオウ
以下も地力◎+瞬発力勝負歓迎の口に印を打ちました。特に▲アドマイヤハダルは前回の敗北でここまで人気が落ちるなら外差しのここは狙い目です。少なくともディープモンスターよりは強いと思います。他には毎日杯でグレートマジシャンに勝っている△シャフリヤール、前で残るなら△バジオウにも期待です。
△サトノレイナスの扱いは最後まで非常に迷いましたが、完全に無視はできないという結論に至りました。ルメールが数々のお手馬を捨てて挑んでいる点、脚質、距離延長などを考えれば勝ちまではなくとも2.3着にくる可能性はあると思います。
今年はPOG馬が出走できませんでしたが、それでもドキドキが止まらないのがやはりダービーです。競馬の祭典を楽しみましょう。