「紙飛行機の行方/tipToe.」「ごく平凡な青は、/CYNHN」の2曲からアイドルソングの奥深さを考えます。


今日は本題に入る前に一つご報告があります。お気づきの方も多いかと思いますが、この度当ブログはライブドアブログからWordPressへと移行いたしました。これまで半分自分のもので半分他人のものだったこのブログがいよいよ完全に自分のものになったというわけです。

ちなみに移行には丸二日かかりました。笑 いくら初心者で分からないことだらけだったとはいえ、さすがに時間がかかりすぎですね。笑 この移行についてはまた後日注意点等をまとめた記事を作る予定です。ブログを始めようか悩まれている方の参考になればと思います。

そんな今回は少し休憩もかねて、今年初となる最近のお気に入りアイドルソング紹介を行おうと思います。前回の記事を貼っておきますので、よろしければご覧ください。




ちなみに、ただ最近私が聞いているアイドルソングを紹介しているだけで、最近発売された曲とは限りませんのでご了承ください。それでは紹介していきます。



Contents

紙飛行機の行方/tipToe.




2021年2月17日発売「fourthBaton.」収録曲です。以前紹介した「春の風速、帳が揺れて」を始め収録されている4曲全て好きなのですが、その中でも特にこの曲がお気に入りです。

「私らしく生きたい」というテーマ自体はアイドルソングの定番として多くのアイドルに歌われてきたものです。そして、近頃はそれを大人に対する反抗心に変えたような歌詞が多いように感じます。自分が自分らしくいられない原因に大人の存在があることは間違いありません。しかし、ただそれを主張して批判するだけの歌詞よりも実際に私らしく生きるための一歩を踏み出そうとする歌詞の方が積極的に聴きたいなと思えるのは私だけでしょうか。

グループ名である「Tiptoe.」には「少しだけ背伸びして、今よりも高いところに届くように」という意味が込められています。これを聞くと、弱々しいながらもまっすぐ目標に向かって進もうとする紙飛行機とこれからアイドルとして高みを目指そうとするTiptoe.2期生を重ねざるを得ません。3月の日野あみちゃん卒業と新メンバー加入後の彼女たちの行く末に注目です。



ごく平凡な青は、/CYNHN




CYNHN「ごく平凡な青は、」Music Video




2020年9月9日発売の8枚目シングル表題曲です。

開幕の突き抜けるようなさわやかなメロディーと芯のある歌声が印象的な歌です。しかし、序盤の歌詞からはさわやかとは正反対の暗く陰鬱な主人公の夏を疎ましく思う姿が想像されるのが面白いところです。

「誰とでも親しげで 空が好きって言えるような 甘い性格で 可愛くなりたかった」、「良い人なって巻き添えになって 涼しい顔は普通だった すぐ過ぎてしまうような 季節みたいになりたくない」というアンビバレントな感情のはざまで押しつぶされそうになる経験は誰しもが持っているところでしょう。憂鬱な気持ちに対する当てつけのように青い空の下でも自分を変えようとする主人公のパワーが、そんな私たちに影響を与えてくれそうだと思える一曲です。

そう考えると、この曲は1曲目に紹介した「紙飛行機の行方」とメッセージ性は変わらないのかもしれません。同じことを歌ってもメンバーの個性とプロデュースによって全く違う曲に仕上がるというところにアイドルソングの奥深さを感じます。




キミなんだから/Task have Fun




Task have Fun "キミなんだから” (MV)




2018年4月7日発売の6枚目シングルです。

陽気な音楽といかにもオタクが振りコピしやすそうなダンスが目立つ1曲です。特に2番のサビで両手を大きく左右に広げるダンスは初見でも思わず手が動き出しそうでした。笑

個人的にタスクは曲やメンバーのビジュアルレベルが高いという事もそうですが、3人という人数をフルに生かした売り出し方が好きです。このMVでも画面を3分割して常に全員が見えるようになっています。

グループ全員が好きな人を指す「箱推し」というワードはあまりに有名ですが、本当の意味でグループ全員を追いかけることができるのは3人くらいまでだと私は思っています。それ以上になると全員を追いかけられなくなり、メンバー間にどうしても優劣がついてしまうものです。今や珍しさすらある3人グループのタスクには、誰一人欠けることなくアイドル界を突き進んでほしいと思います。




未完成日記/手羽先センセーション




【手羽先センセーション / 手羽セン】『未完成日記』ライブ映像 (2020/08/12@TSUTAYA O-WEST)




2020年4月8日発売の2枚目アルバム収録曲です。

もともと東京で活動していたグループの名古屋支店として開設されたグループで、地方を拠点とするグループとしては珍しい正統派アイドルです。楽曲の幅も非常に広く、グループとしての完成度が高いと思います。

今回紹介した「未完成日記」はダンスが激しい上に声量も求められる曲です。ユニゾンの破壊力は勿論、ソロパートでも個人個人の特徴的な声がグループの武器になっています。

メンバーの入れ替わりが激しいのが玉に瑕で、この映像の時から1人を除きメンバーが全員入れ替わっています。新体制でのパフォーマンスが過去の実績を超えることができるか楽しみです。




以上最近のお気に入りアイドルソング紹介でした。

余談ですが、ブログを変えたことで書くのに普段の倍くらい時間がかかってしまいました。泣 自由度が高い分設定が難しいというWordPressのデメリットを盛大に食らってしまいました。

見にくい等あればご指摘をお願いします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする