ライブハウスから溢れ出す人の底力~I to U $CREAMing!! BAND SET one-man「∬」に参加して


長かった冬がようやく終わりの気配を見せ始め、過ごしやすい春がやってこようとしていますね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私にとっては社会人1年目だった2024年度。
体力的にも精神的にも厳しいことの方が遥かに多い一年でしたが、何とか日々の生活に楽しみを作りながら乗り切ることが出来ました。
2年目ともなれば戦力として貢献することが求められると思いますが、引き続き精進していきたいと思います。

さて、そんな私を日々奮い立たせてくれる一番の楽しみといえばやはりライブに行くことですが、今回は最近好きになったアイドルグループ「I to U $CREAMing!!」(アイトゥーユースクリーミング、通称アユスク)のお話をしようと思います。




I to U $CREAMing‼︎ – Wonder moon (Live Video)




アユスクを知ったきっかけはXのFFさんがお勧めしているのを見て、軽い気持ちで楽曲を聴いたことでした。

以前から何度もお話をしていますが、私はピアノ優勢のハイテンポな楽曲が大好きです。
アユスクの楽曲を初めて聴いたのはこの「Wonder moon」でしたが、イントロが流れると自然と体が動き出すようで一発でこの楽曲のとりこになってしまいました。

これが昨年の末頃のことでした。
そして漁るように過去の作品やライブ映像を見続け…








ついに昨日、念願のワンマンライブ「∬」(インテグラルツー)に参加してきました。
今回はバンドセットでのワンマンライブで、元々KEYTALKが大好きな私にとってはアユスクと八木ちゃんが同時に見られるというまさに一石二鳥のライブでした。

1曲目の「Ignite」で重厚なベースの音に引き込まれ、2曲目の「マジカリ・モノポリズム」でフロアの皆が飛び跳ね思い思いのパートでリフトに上がる…
まさにアイドルとバンドの良いところを取ったようなパフォーマンスとフロアの盛り上がりで開始2曲にして大満足でした。

そんな中でも最も印象に残っているのは6曲目に披露された「ヴァニタス」です。





アユスクは大人数化が進んで久しいアイドル界の中でメンバー2人で活動しているグループです。そして、セルフプロデュースとして全ての作品の作詞を2人のどちらかが担当しています。

過去のブログを読んでいただければわかる通り私は歌詞の意味を考えて色々と思いを巡らせるのが大好きな面倒くさいタイプのオタクですが、基本的に表に出る側のアイドルは曲を作っていないので考えることはどこまでも想像の域を出ないことがほとんどです。

一方セルフプロデュースであればその答えは必ずやパフォーマンスをしている本人たちの中にあるわけです。






ヴァニタスの作詞について書かれたnoteの引用です。

2023年11月に発表された全く救いのない絶望に満ちたこの歌は、ほぼ1年前に開催された1回目のバンドセットワンマンでも披露されたそうです。約1年の期間でこの歌に対する気持ちの変化が生まれたとMCで話していたことと、歌い終わる前と後でその表情や声に明確な変化が感じられたことが印象に残っています。

その変化がどういった意味を持つのかは本人にしか分かりませんが、パフォーマンス中とはうって変わったどこかスッキリとしたような表情に感じられました。

ライブハウスという場所には人の活気が溢れかえっている、というのはライブハウスに行った経験がある人間であれば誰もが共感するところでしょう。音楽を通して人と人の気持ちが行き交うあの空間が好きで、日々ライブハウスに通っているといっても過言ではありません。

昨日見たアユスクのライブは今まで見てきたライブの中でも演者からの気持ちを一番強く感じたライブだったと思います。一般的に言われるような「パワーを感じる」ライブとは少し毛色が違うのかもしれませんが、本当の意味で人間の生き様・底力を感じた約1時間でした。

それに呼応するように涙をこらえていたり、噛みしめるような表情で聴いているファンの姿を含めて、あの空間には文字通り人の力が溢れていたと思います。

それでいて単純なライブとしての盛り上がりも兼ね備えていて、アユスクにしかできないこのライブをこれからも作ってほしいなと強く思いました。
Wonder Moonの落ちサビでリフトに上がったの楽しかったな…




ウキウキでチェキ券撮影したのに時間切れでりんさんとチェキ撮れず。
あまりにも不覚。




今回のお話は以上です。

東名阪ツアーも発表され、また楽しみが一つ増えたこととても嬉しいです。
後何よりも土日祝開催なのが偉すぎる。本当に。

年度末年度始の繁忙期に寒暖差の激しい時期が続きますが、
皆さまも体調には気を付けながらオタクライフ楽しんでまいりましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする