都市圏では再び緊急事態宣言が発令されようとしていますが、地方出身の私は感染対策を行いながら帰省していました。当然のことながら一人暮らしでは一言も声を出さずに生活しているので、たまには人に囲まれて談笑するのも良いなと思った年末年始でした。
ただ、いくら田舎であるとはいえ友達と何の気兼ねもなく合うというのは難しい今のご時世です。丸1週間の帰省で予定が埋まったのはわずかに2日、他の日は家でネットにいそしむという普段の引きこもり生活と何の差もない日々を送っていました。笑
その内容といえば専ら今年から応援することにしたイコラブがYouTubeに公開している動画を見ることでした。
年明け1回目に公開された浅草初詣の動画です。
以前元アイドルがYouTubeに進出していることは紹介しましたが、最近は現役アイドルでもこのように動画を投稿するグループが増えてきました。ネット上で獲得するファンの割合がどんどん増加していることを考えれば当然のことと言えるかもしれません。
個人的にはYouTubeでの活動を通して髙松瞳さんのイメージが大きく変わりました。MVなどでは笑顔が一際抜けて輝くまさにセンターにぴったりの大人しい子かと思っていたのですが、動画では面白いと思ったことに対して豪快に笑っていて非常に驚きました。私は素直に感情を表現する子がとても好きなので、新しい一面を知られて更に沼にはまりました。
チャンネルではこの動画のようなYouTubeらしい企画から、メイク動画や踊ってみた・歌ってみた動画まで非常に幅広いジャンルに手を出している印象です。様々な活動をしていく中で私が瞳さんに感じたギャップのようなものを各人がいろいろなメンバーに感じることになるのでしょう。
これは余談ですが、やはり応援するグループを一つ決めてしまうことはアイドルヲタクを楽しむうえで大切だなと思います。オサカナ解散から3か月間色々なグループを見る期間は幅広く知るという意味では有意義でしたが、推しグループの飛躍を願って応援するという一番の楽しみがありませんでした。少々強引でも一つ応援したいグループを決めれば、グループのこと知ろうとするうちに好きなところが見つかって楽しくなっていくものだと思います(今の私がまさにそれです)。「推し」という存在が人生を豊かにするというのは全く過言ではありませんね。
「推し」というフレーズに関連して、イコラブには「推しのいる世界」という楽曲があります。
題名そのままに、自分の「推し」に対して素直な
後から知った話ですが、センターは佐竹のん乃さんは特に地下に詳しいディープなアイドルヲタクだそうです。大場花菜さんが高橋みなみのヲタクで、佐々木舞香さんと野口衣織さんは2次元のヲタクで…とこれだけヲタクに事足りないグループならこんな楽曲が生まれるのも納得ですね。
そして、のん乃さんはグループの中でも衣織さんという推しを作っています。非公式の映像なのでここに貼ることはできませんが、二人のShowroom配信を見ていただければのん乃さんの衣織さんに対する非常に強い思い
推しという存在をテーマにした楽曲で推しの存在を大切にしてきたメンバーをセンターに持ってきたということが分かっていただけたでしょうか。これは当然とも思えますが、他のアイドルを見ているとセンターに立つ人間を曲によって柔軟に変えるのは意外と難しいことだと分かります。以前のブログに書いたすべてのメンバーに輝く機会があるというのはこういうことで、だからこそこのグループを追いかけてみたいと思ったのです。こんな素晴らしいプロデュースを20代半ばでやってのける指原Pはとてつもない才能の持ち主だと心から思います。
これはただの素人考えですが、イコラブに女性ファンが多い要因の一つにはこういったメンバーの持ち味を生かした売り方ができることがあるのではないでしょうか。一人一人が自分の性格や嗜好を大切にしながらアイドルとして活動をすることで、その中の誰か一人に共感する同性の人が増え、結果的にグループ全体に女性ファンが増えるという事です(もちろん画一的な雰囲気を持ったグループにも違った良さがあると思います)。
以上、今回はイコラブのプロデュース方法に関するお話でした。
武道館公演は案の定外れてしまいましたので、代わりに2周年記念ライブの映像を購入しました。映像や楽曲やライブを通して私も早く「推し」を決めたいところです。
そのためにもまずは来週末の武道館公演が無事に開催されること、そして一日も早く何の気兼ねもなくライブができる日が来ることを願うだけです。