話のオチを求める関西人に自信を失いそうです。

今年はあまりに集団生活から離れた世界で生きていたので気づくのが遅れましたが、10月に入ったということは2020年度もすでに半分が終わったということなんですね。いくら楽しい生活を送っているとはいえ一度も大学を訪れないままに大学生活が8分の1終わってしまったという事実には焦燥感を抱かざるを得ません。
最近は大学3年生にもなれば企業が開催するインターンシップに参加するのが当たり前で、実質的には就活が始まることになります。現状コロナのことを全く考慮せずに従来通りの生活が送れるという見通しは全く立ちませんし、もしかしたらいわゆる「学生生活」というものを経験しないまま大人になっていくのかもしれないなどと漠然と考えています。

季節が移り替わっていることは日々街を歩いていても感じるものです。
つい先日鳥羽に旅行に行ったときには暑くてとても長袖なんて着ていられないという感じだったのが、すでに昼間でも半袖でいると寒いと感じるようになりました。
一人暮らしになってから本格的な冬を迎えるのは初めてなので自分の家にどの程度の保温力があるのか、どのようにすればなるべくエアコンを使わずに防寒できるのか、など考えるべきことは山積みです。幸い地元と下宿先で気候が大きくは変わらないことがせめてもの救いですね。

夏が過ぎたということは、夏のアイドルフェスが行われる季節も終わったということです。
先日は@JAMについてオサカナの話をメインに紹介しましたが、もう一つのメジャーイベントであるTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)もオンラインで10月2,3,4日に開催されました。
オサカナ解散後お目当てのアイドルがいない状態になってしまった私はチケットを購入しませんでした。あとから評判を聞いたところ、どうやらこの判断は大正解だったようです。



TIFといえばやはりスカイステージですよね。東京の喧騒を遠く後ろに見ながらアイドルたちが歌い踊る姿は壮観です。
恐らく公式の映像ではないのでここには貼れませんが、私もオサカナちゃんのスカイステージでのパフォーマンス映像を見て沼にはまって行った記憶があります。一面の青い空を背景にしてbrand new blueを聞いた時の感動はなかなか忘れられません、天然のVJとでも言うべきでしょうか。

ところが今回のTIFではご覧の通りステージは設置されず床の上に板が置いてあるだけという状態だったそうです。7000円近いチケット代を払ってこの光景を見せられた時の興ざめ具合は筆舌に尽くしがたいものがあるでしょう。
ステージというモノには単にファンとアイドルを隔てるという役割以上の意味があるということをアイドルの一番近くにいる人たちが分かっていないことには驚きました。どうしてもクオリティと値段設定の両立がオンライン開催では難しいというのなら、今年は開催をあきらめるという選択肢もあったはずです。

TIFに関してはTwitterを見ていると毎年のように観賞マナーに対する不満があふれていますが、今年は他にもカメラワークや視聴サイトが重いことなどオンライン開催ならではの別角度からの不満が多く見られました。しばらくはこの手のイベントはオンラインを併用する形になるでしょうから、外野の人間としては何とかこれらの問題が改善することを期待するしかありませんね。

そんな現状ですが、少しずつ対面でのライブも条件付きで再開され始めました。
私もこの土曜日に大阪府南港ATCで行われた「たこやきレインボー」(通称たこ虹)のフリーライブを見に行ってきました。たこ虹は大阪を拠点としているアイドルということもあり、関西圏でよくライブを行っているようです。ちなみに私はアイドルのライブ自体はオサカナのラストライブ以来約1か月ぶり、スタンディングとなると昨年受験生になる前に見に行った2月の乃木坂バスラ以来役1年半ぶりというご無沙汰っぷりです。
フリーライブということでもちろん観覧は無料なのですが、コロナ対策へ万全を期すため観覧エリアへ入場するためには所定の問診票を持参しなければならないという制限がありました。

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問診表には健康状態に関する質問だけではなく、氏名や住所、電話番号を記入する欄までありました。ここまで情報があれば、感染者が出てしまっても濃厚接触者の特定が簡単にできそうです。
一方でオサカナのライブを見に行った時はこのような同意書を書かされなかったことが少し気になっています。一応今回のライブとオサカナのライブには申し込み不要のフリーライブと個人情報を入力したローチケのアカウントを通して申し込みが必要なライブであるという違いがあります。もし感染者が出た場合ローチケのサイトに登録されている情報をもとに感染経路を特定するのではないかと勝手に推測はしていますが、安心してライブに参加するためにもう少し統一した方法を示してもらえないものかと思ったりもします。

ただ、このように制約があるとは言いながらも、傍から見ていれば十分な数の人が集まり何も問題なくイベントが開催できているように見えているのではないでしょうか。今回のライブでは観覧エリアに500人強、それ以外のエリアに数百人ほどで合計1000人弱ほどいたようです(あくまで目視ですが)。会場に近づき色とりどりの法被を着ているオジサンたちが見えた時には理由もなくうれしくなりました。笑 
来年の夏にはもっと多い人数でライブができるようになっていてほしいですし、できれば自分もその場にいたいものです。乃木坂に対する興味が薄れたことは事実ですが、そういう思いがある以上あの一種のお祭りのような光景を求めて来年以降も乃木坂のライブに参加することになりそうです…笑

今回はコロナ対策と対面ライブ再開を何とか両立させようとする取り組みについての話題でした。
例のライブ以降たこ虹の曲をたくさん聴いたので次回は何曲か紹介しようと思っていますが、その前に1つだけ紹介しておきます。



YouTube公式チャンネルで公開されている「家にいるTV」という動画シリーズです。すでに70本近い動画があり、現在も週に1回土曜日に更新されているようです。
内容としてはメンバーがご飯を食べているだけなのですが、それに付随するトークがまあ面白い。 関西人は話にオチを求めるというのはよく言われることで、この人たちを見ているとそれがよくわかります。
これからしばらく関西で生活していく私ですが、関西に住む人が皆こんなに面白かったら自信を無くしてしまいそうです。笑




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