異色の新曲「チョコレートメランコリー」にノイミーの真価を見出します。


1月も終わりに差し掛かっておりますが、このブログは今回が今年最初の更新となります。今年も何卒宜しくお願いいたします。

さて、皆様は年末年始どのようなオタクライフを過ごされましたでしょうか?年明けからはコロナが再び猛威を振るっていますが、それほど感染者も多くなかった1か月前はライブに参加できたという方も多かったのではないでしょうか。

私も例に漏れず年末はノイミーの定期公演に参加してまいりました。今日はこの定期公演の感想をサラッと書いた後、そこで発表された3枚目シングルについての話をメインにしようと思います。

まずは定期公演についてです。開催日が12月24日ということで、目玉は何といってもサンタ衣装での楽曲披露でした。








いやぁ… もう言葉はいらないと言いますか、こんなかわいい子を直接見られただけで間違いなく最高のクリスマスだったと自信をもって言い切れます。

惜しむらくはノイミーにまだクリスマスソングが無いことでしょうか。もちろんこの衣装で披露した僕クリも素晴らしい曲ですが、ノイミーが歌う以上やはりノイミーのために作られた曲には敵いません。

とはいえ、現状高いパフォーマンスを発揮しながらまだ上を目指せるというのは嬉しいことです。今年の更なる活躍で、幅広いオリジナル楽曲をそろえることに期待したいですね。

そして、前述の通りこのライブで3枚目シングルの発売が発表されました。




≠ME(ノットイコールミー)/ 3rd Single『チョコレートメランコリー』【MV full】




タイトルは「チョコレートメランコリー」です。題名にチョコレートと入っているようにバレンタインソングですが、甘い雰囲気を醸し出すよくある普通のそれではありません。

曲全体を通して印象的なのはやはりサビ前のセリフでしょう。




「一緒にいくって約束したでしょ?」




「君とだったら… 私怖くないよ」




付き合っていた相手に逃げられそうで何とか食い止めようとしているのか、それとも他の人から意中の相手を奪い取ろうとしているのか、想像は膨らみます。しかし、ラストのサビで衝撃の事実が判明します。




「後ろ姿じゃもう満足できないの 追いかけ尽くしたエンディング 話したことない君のためチョコレートメランコリー」




狂気の沙汰とはこのことか、という何とも恐ろしい終わりを迎えるのでした。

これまでのノイミーの恋愛をテーマにした楽曲は恋が実る実らないの違いこそあれど、どこにでもいそうな普通の女の子(男の子)の目線を逸脱することなく展開されてきました。

それだけに今回の狂気を帯びた「チョコレートメランコリー」は新鮮で、またノイミーの新しい一面を見ることが出来たと感じています。特に2分34秒~の萌子ちゃんのパートは、表情・歌声・動きのキレのどれを取っても確実にこれまでで最高のパフォーマンスでしょう。

一方で、私はこの曲を聴いた時にある意味でのノイミーらしさも感じました。




ノイミーの楽曲はよく爽やかでエネルギッシュな感じと評されます。今日私が買った新聞でも、「爽やかで疾走感のある楽曲や一緒に青春を感じられる人気グループ」と紹介されていました。

特に強くそれを感じたのは2分51秒~の部分です。それまでのハイテンポなメロディーからは一転、オルゴール調のゆったりとしたソロパートが挟まれます。この部分を挟むことで緩急が付きその後のラスサビに勢いが付くわけですね。

私はこの部分で私は1stシングル「君はこの夏、恋をする」を思い出しました。




≠ME (ノットイコールミー)/ 1st Single『君はこの夏、恋をする』【MV full】




ラスサビでは今回の楽曲以上にめまぐるしくテンポが変わり、爽やかさを演出しています。

もう少しテンポの遅い楽曲を選択する可能性も十分考えられた今回のテーマで、あえてハイテンポな楽曲を再び採用したことの意味を考えずにはいられません。

もちろんスローテンポのアイドルソングにも良さがあることは重々承知ですが、ノイミーの真価は小気味よいテンポ感のある楽曲とそこに被さる統率の取れたダンスにこそあるのではないかと今回の新曲を見て思いました。

ちなみにそういう楽曲で先頭に立ちグループを引っ張れるのが我が推しメン永田詩央里ちゃんではないかと思うのですが、これは推しメン大好きオタクの戯言なのでしょうか。笑

さて、今回の話題は以上です。1月も終わりが近づき、発表された時はまだまだ先の話に思えた3周年コンサートも開催まで1か月を切りました。目標の東京ドームは遠いですが、いつかは連れて行ってくれると思わせてくれる素晴らしいライブになることを期待したいと思います。