アイドル楽曲大賞2023に投票しました。


年末に向けて強い対バンがたくさん発表される時期になりましたね、皆様ご機嫌いかかでしょうか。

私は夏フェスの時期に全ての体力を使い果たし、日焼けで真っ黒になった皮膚を見て過ぎ去った季節を思い出している今日この頃です。ブログも5か月近く更新していないとは流石にサボりすぎました。

さて、本日の本題は毎年恒例となっている「アイドル楽曲大賞」についてです。昨年は投票しそびれるという失態を犯してしまいましたが、今年は大学生の皮をかぶったニートっぷりを発揮し無事初日の昼12時に投票をしました()

今年はいよいよコロナ感染の対策からも完全におさらばして、多くのアイドルの曲を現場で聞くことが出来た一年でした。投票を通して一年を振り返り楽しかった記憶をよみがえらせることが出来ることに毎年ありがたさを感じています。

それでは前置きはここまでにして、投票した曲を紹介していきます。




Contents

メジャーアイドル楽曲部門




1位 ar / Devil ANTHEM.
2位 やばきゅん♡シューベルト / DIALOGUE+
3位 スターバーストエンパシー / 手羽先センセーション
4位 ここにはないもの / 乃木坂46
5位 ネイビープール / 月夜に唄え




1位 ar / Devil ANTHEM.








デビアンは今年ビクターからメジャーデビューを果たし、アイドル楽曲大賞でもメジャー部門へと移動してきました。YouTubeのチャンネル登録者数も1万人に到達し、名実ともに地下の域を抜け出したと感じます。

長くインディーズで活躍してきたグループがメジャーデビューした際、これまでの路線と違う大衆に迎合した音楽に走りファンを幻滅させるということはアイドルに限らずよく聞く話です。

しかし、この「ar」はこれまでデビアンが歩んできた道の正統進化と言っても誰一人異論のない1曲になったでしょう。歌詞も決意に満ちた門出にふさわしいものになっており、アイドルのメジャーデビュー曲として一つの正解を見たような気がします。

5.6月ごろにMVが公開された時から確信していた、文句なしの今年1位の楽曲です。




2位 やばきゅん♡シューベルト / DIALOGUE+








2019年デビューの声優ユニットです。昨年初めくらいからハマっていたのですが、出す曲出す曲全て良曲で本当に困ってしまいます。

その中でも今年はこの「やばきゅん♡シューベルト」が一枚も二枚も抜けて中毒性がありました。イントロを聞いた時点で体が勝手にくねくねし始め、「接近してどうしようか」の繰り返しで完全に頭を破壊され、サビにはもう無心で踊っている…というような文字通りヤバい楽曲です。

今年のTIFの最後を飾ったステージは全ての人に見てほしい神ステージだったのですが、映像が残っていないのが残念です。




3位 スターバーストエンパシー / 手羽先センセーション








名古屋拠点のグループですが、東京での活動が半分かそれ以上で地方のグループというイメージはあまりありませんね。今年は新曲がとても多く精力的に活動していました。

今年野外のフェスに多く参加したこともあり、特に陽が落ちた後に聞く「スターバーストエンパシー」が印象に残っています。カッコいいタイプの歌い方の子が多いグループですが、その中にある柔らかさが存分に発揮されていて手羽センだから歌える楽曲だと思います。




4位 ここにはないもの / 乃木坂46








説明不要の日本でもっとも有名なアイドルグループです。

本楽曲「ここにはないもの」は長年グループを支えてきた齋藤飛鳥の卒業曲です。元々乃木坂オタクだったので、これは完全に私情が入りまくった投票です。みんなで飛鳥ちゃんの方を向いて後ろからそっと支えるようなサビの雰囲気がとても好きです。

乃木坂の卒業曲には好きな曲がとても多いです(白石麻衣の卒業曲なんてなかった、いいね?)が、その例に漏れない名曲だと思います。




5位 ネイビープール / 月夜に唄え








今年デビューの新進気鋭のグループです。来年の1月にはアニメ主題歌も決定しているとのことで、ポニーキャニオン所属の強みを存分に生かしています。

私が知ったのも今月の対バンでのことでしたが、この「ネイビープール」に心を掴まれてしまいました。こういうピアノが全体を支配しながら進んでいく曲がもともと非常に好みな上、振付まで楽しいんですよね。

来年以降の活動次第では大きいステージにいるのが当たり前のグループになっているかもしれません。




インディーズ/地方アイドル楽曲部門




1位 Sparkle / SANDAL TELEPHONE
2位 Sparkle / yosugala
3位 Sundance / kolokol
4位 真夏のユーレイ!! / Merry BAD TUNE.
5位 ときしゅわ! / Palette Parade




1位 Sparkle / SANDAL TELEPHONE








1位と2位の曲名が全く同じですが、これは狙ったわけではなく本当にどちらも甲乙つけがたい名曲でした。その中でも今年の1位はダルフォンの「Sparkle」でした。

元々クラブセットでライブができるような系統のアイドルではありますが、これはその最終形態と言えるでしょう。1曲踊り終わった後にはクスリをキメたような強い多幸感ともう一度聞きたいという依存性がある、これまで経験したことのない楽曲です。

ダルフォンを聞いている時だけはイケイケでいられる、そんな他のグループにはできない世界を作っているグループだと思います。




2位 Sparkle / yosugala








こちらの曲名もSparkleですが、先ほどのダルフォンがミラーボールでギラギラに照らすSparkleならこちらは夜空に広がる満天のSparkleといった所でしょうか。一晩中という意味のグループがこういう曲を歌っているというのがとてもいいなと思います。

楽曲という観点で見てももちろん良いですし、分かりやすい振り付けでライブでの盛り上がりも抜群です。これまではライブでの沸ける曲をindigoに頼っていた節がありましたが、この曲が入って一気に幅が広がったなと感じます。

残念ながら今年の夏フェス時点ではまだこの楽曲はありませんでした。来年はもっといろんな場所でこの曲を聴きたいですね、例えば山中湖の満天の星空の下なんていかかでしょう。




3位 Sundance / kolokol








メンバーの入れ替わりがなく5年活動している大阪拠点のグループです。

kolokolといえば靄の向こうにいるようなイメージの歌が多く、世界観を上手に作っている印象だったのですが、このSundanceはいい意味でこれまで感じなかった新しい魅力を感じた一曲でした。

ハイテンポでメロディーの上下も激しい歌うのが難しい曲だと思うのですが、ラスサビ以外ソロパートで通すことのできる技量は流石です。溜めて溜めて、ラスサビでの力強いユニゾンは目を見張るものがあります。

ぜひ一度ライブで聞いてみてください。




4位 真夏のユーレイ!! / Merry BAD TUNE.








昨年メンバーを追加の上グループ名を新しくしてできたグループです。

今年目を見張ったアイドルといえば?と聞かれてバチュンの名前を挙げるオタクは少なくないでしょう。特にTIFのメインステージ争奪戦での活躍とメインステージでのパフォーマンスは間違いなく今年の夏の主役でした。

そんな勝負をかけた夏の一曲がこの「真夏のユーレイ!!」です。とっつきやすい疾走感の中にも確かに存在する、一筋縄ではいかない癖と切なさにまさにバチュンの真髄を感じました。




5位 ときしゅわ! / Palette Parade








真っ白なキャンバスの後輩グループとして2021年にデビューしたグループです。

何が良いのか言葉で説明するのが難しいのですが、とにかく私の好みにハマった楽曲です。イントロを聞いただけで頭が沸騰し、気づいたら体がマサイを始めています。周りのオタクがあまり跳んでいないことが信じられず、いつも「もっと跳べよ❕」と思っています笑

ちなみにめちゃくちゃ夏曲のようですが配信が開始されたのは去年の12月です。え?




アルバム部門・推し箱部門




その他、アルバム部門と推し箱部門についても軽く紹介します。




アルバム部門
1位 『ヨモスガラ』 / yosugala
2位 『DIALOGUE+2』 / DIALOGUE+
3位 『Tranxend』 / INUWASI

推し箱部門
≠ME




アルバム部門はyosugalaの「ヨモスガラ」を一位にしました。誇張無しにおそらく今年100回は聞いたアルバムだと思います。
yosugalaの一番の良さはメンバーの被らない声質にあると思っているのですが、アルバムを通してそれぞれのメンバーが輝く曲を持っていることがとても素晴らしい一枚だと思います。

そして推し箱部門は悩みましたが、今年も3年連続でノイミーにしました。というのも、6月に見た武道館公演が本当に良かったんですよね…
全員がセンターを経験し、より強くなったノイミーがどこまで大きなステージに連れて行ってくれるかまだまだ楽しみが続きます。あ、そういえば永田詩央里ちゃんが大好きです。(怖い)




ランキングから漏れた紹介したい曲




そして、ここからは惜しくもランキングからは漏れたもののぜひ聞いてほしい、もしくはそういうベクトルではないけどなんか印象に残っている今年のアイドル楽曲を紹介します。コメントは短かったり長かったりまちまちです。




into you / Ringwanderung








推し箱部門で迷ったもう一つのグループがリンワンです。私にとって今年はリンワンの年だったといっても過言ではないほど猛烈にハマりライブに足繁く通った1年でした。

into youは本当に作った人の精神が心配になるほど病んだ気持ちになる一曲。これをリンワンの歌唱力で淡々としたメロディーに乗せて語り掛けられるのが何よりも気持ちいいんです。頼むからライブでもっとやってください。




キャンディタフト / 真っ白なキャンバス








この曲を愛してやまない友人から死ぬほど聞かされた1曲です。

でも、こういうエモさを感じさせつつもフロアを退屈させない楽曲って貴重だと思います。今年セトリの中で重宝されていたのも納得です。




クレバス / INUWASI








イヌワシの曲って個人的にあまり聞き分けがつかないんですが(ごめんなさい)、この曲は落ち着きの中にイヌワシらしさがあってとても好みです。

あと、サビで一緒に歌うの楽しい。




オンリーロンリーガール / かかかぶぶぶききき!!!








何かの対バンで一度聞いただけなんですが、サビの部分がとても耳に残った楽曲です。

今映像を見返してみるとダンスもキレキレで、普通にもう一度見に行きたくなってきました。




たけのこにょっき / CROWN POP








TIF2日目の疲弊しきったタイミングでクラポがこの曲で登場してきて洗脳されそうになったのはいい思い出です。スタイル抜群の美少女軍団がこの曲やってるアンバランスさで思わず笑ってしまいました。

後ろで横移動してた体操服の女の子たち元気してるかな…




ペルソナ / かすみ草とステラ








インディーズ部門が6枠あったならこの曲を入れていたと思います。

ザ・かすテラというマージナルマン全開の歌詞に、疾走感あふれるメロディー。とても好みです。




あっち向いて恋 / メルクマールメルマール








鍵盤を堪能できる曲が好きなオタクなので必然的に、という感じです。

なかなか通ってる現場と被らないのが残念です。リンワンと親和性高いと思うんですが…




UKIYO-YO ONDO / Palette Parade








ときしゅわに勝るとも劣らない頭沸騰ソング。この曲調なのに。

初めて聴いた時は変な曲…と思ってたのに気づいたら沸騰してる、パレパレはそんな曲ばっかりです。好き。




ツインテールは20歳まで♡ / きゅるりんってしてみて








初めて聴いた時から作曲者丸わかりの楽曲です。よくもこんなに分かりやすく色を出せるものだと思います。

やや出オチ感もあったこのグループですが、ようやく強い楽曲を手に入れられて良かったです。




wrong Night long/さとりモンスター








私はイントロの時点で曲の好き嫌いが決まってしまうところがあるんですが、さとりモンスターの楽曲はイントロでグッとつかまれるものが多いです。特にこの曲は一曲を通して休むところがないキラーチューンです。




以上、アイドル楽曲大賞2023の投票についてでした。今回はどちらかというとアイドル界全体を振り返りましたので、年内に今年の主現場であるノイミーとリンワンを振り返るようなブログを書きたいと思っています。

年末に向けて楽しいライブが続きますので、皆様くれぐれも体にはご自愛ください。

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